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ホワイトニングでは満足できない方へ——セラミックという選択

1. ホワイトニングで「思ったほど白くならなかった」あなたへ

 

ホワイトニング後に感じやすい不満とは

 

ホワイトニングを受けたあと、多くの方が「確かに少し明るくはなったけれど、想像していた白さとは違う」と感じます。とくに前歯は顔の印象を大きく左右するため、わずかな色ムラやトーンの差が気になりやすい部位です。 また、ホワイトニングは天然歯の色素に作用する治療のため、過去の詰め物や被せ物がある場合、それらだけ色が変わらず浮いて見えることも少なくありません。

 

さらに、歯の質や元の色によっては、一定以上白くならないケースもあります。 「白くしたい」という目的で始めたホワイトニングでも、仕上がりがイメージと合わないことで、満足感が得られにくくなるのが実情です。こうした不満は失敗ではなく、ホワイトニングの特性を十分に理解しないまま治療を受けたことが原因である場合が多いのです。

 

「白くしたい」のに満たされない理由

 

ホワイトニングで満足できない理由のひとつに、「白さ=均一で理想的な見た目」というイメージとのギャップがあります。実際の歯は、1本1本で色味や透明感が異なり、ホワイトニングではその個性を完全に揃えることはできません。 また、歯の表面の着色は落とせても、内部の色調や構造そのものは変えられないため、求めるレベルの白さに届かないこともあります。

 

加えて、施術直後は白く見えても、時間の経過とともに後戻りを感じる方もいます。 このように、ホワイトニングは「歯を明るくする治療」であって、「理想の見た目をデザインする治療」ではない点が、満たされなさにつながります。より見た目を整えたい場合、セラミックという別の選択肢を知ることで、納得感のある判断がしやすくなります。

 

多くの方が次の選択肢を探し始めるタイミング

 

ホワイトニング後に「もう一段階きれいにしたい」と感じ始めるタイミングは、人によってさまざまですが、前歯の色ムラや被せ物との違いが気になったときがひとつのきっかけです。また、結婚式や就職活動など、見た目の印象をより重視したい場面を控えている場合も、次の選択肢を検討する方が増えます。

 

この段階で注目されやすいのが、色・形・透明感を同時に整えられるセラミック治療です。ただし、ホワイトニングとセラミックには適切な順番や考え方があり、値段やメンテナンスの違いも理解する必要があります。 大切なのは、勢いで決めるのではなく、「自分がどこまで求めているのか」を整理したうえで専門家に相談すること。その一歩が、後悔のない選択につながります。

 

POINT:「ホワイトニング後の違和感」は、次の治療を考え始める自然なサインでもあります。

 

2. そもそも何が違う?──ホワイトニングとセラミックの本質的な違い

 

ホワイトニングで白くできる歯・できない歯

 

ホワイトニングは、薬剤の作用によって天然の歯(自分の歯)そのものの色を明るくする治療です。そのため、基本的には神経が生きている健康な歯に対して効果が期待できます。一方で、過去に神経を取った歯や、加齢・外傷によって内部から変色している歯では、十分な白さが得られないケースもあります。

 

さらに、ホワイトニングの反応には個人差があり、同じ処置を行っても白くなりやすい方と、変化を感じにくい方がいるのが現実です。「ホワイトニング=必ず理想の白さになる」と考えていると、仕上がりにギャップを感じることもあります。ホワイトニングで満足できるかどうかは、歯の状態を正確に診断したうえで判断することが大切です。

 

被せ物・詰め物は白くならない現実

 

ホワイトニングで注意したい点のひとつが、被せ物や詰め物は白くならないという事実です。セラミックやレジン、金属などの人工材料は、ホワイトニング剤の影響を受けないため、色が変化しません。その結果、ホワイトニング後に「自分の歯だけが白くなり、差し歯や詰め物が目立つようになった」と感じるケースは少なくありません。

 

特に前歯に被せ物が入っている場合、見た目の違和感が強調されやすくなります。このようなケースでは、ホワイトニングだけで見た目を整えることに限界があり、色や形を調整できるセラミック治療が選択肢として検討されます。治療の順番を誤らないためにも、人工歯の有無を踏まえた計画が重要です。

 

見た目の変化が出やすい治療・出にくい治療

 

ホワイトニングとセラミックの大きな違いは、見た目をどこまでコントロールできるかにあります。ホワイトニングは歯の色調のみを改善する治療であり、歯の形・大きさ・歯並び・透明感までは変えられません。そのため、色以外の要素に悩みがある場合、変化を実感しにくいことがあります。

 

一方、セラミック治療は色・形・透明感を総合的に設計できるため、見た目の変化を実感しやすいのが特徴です。ただし、その分値段・メンテナンス・歯を削る量など、考慮すべき点も増えます。どちらが良いかは一概に決められるものではなく、「どんな見た目を目指したいか」によって適した治療は変わります。まずは自分の希望を整理し、専門家に相談することが大切です。

 

POINT:ホワイトニングとセラミックの違いは、「白くする治療」か「見た目を設計する治療」かという本質の違いにあります。

 

3. 「白さ」だけでは満足できない理由──色ムラ・透明感・形の問題

 

ホワイトニング後に目立つ色ムラ

 

ホワイトニングを行ったあと、「確かに白くなったけれど、なぜか前歯がきれいに見えない」と感じる方は少なくありません。その大きな理由のひとつが色ムラです。ホワイトニングは天然歯の内部の色素に作用する治療であり、歯の表面状態やエナメル質の厚み、過去の治療歴によって白くなり方に差が出ます

 

特に前歯に小さな詰め物や過去の修復物がある場合、それらはホワイトニングでは白くならないため、周囲との色差が目立ちやすくなります。また、歯の先端と根元では構造が異なるため、均一な白さにならないケースもあります。「白くする」ことはできても、「整った見た目」に仕上げるのは難しい点に、限界を感じる方が多いのが実情です。

 

透明感が出ない原因

 

歯の見た目を左右するのは、白さだけではありません。透明感も非常に重要な要素です。天然歯は単色の白ではなく、内部に奥行きのある色調と光の透過性を持っています。しかしホワイトニングは歯の色を明るくする治療であり、歯の構造そのものを変えることはできません。そのため、歯の質や加齢による変化によっては、白くなっても「のっぺりした印象」になることがあります。

 

一方、セラミックは素材自体が光を通す性質を持ち、層構造によって透明感を再現できる素材です。前歯では特に、光の当たり方で印象が変わるため、透明感の有無が自然さに直結します。ホワイトニング後に満足感が得られない背景には、この透明感の再現性の違いが大きく関係しています。

 

歯の形や大きさが印象を左右する理由

 

どれだけ歯が白くなっても、形や大きさのバランスが整っていなければ、前歯の見た目に違和感が残ります。前歯は笑ったときや話すときに最も目立つ部分であり、わずかな傾きや長さの差が全体の印象を左右します。ホワイトニングでは歯の形を変えることはできないため、「白いけれど、何となく垢抜けない」と感じる原因になることがあります。

 

セラミック治療では、色だけでなく、歯の長さ・幅・先端の丸み・隣の歯とのバランスまで含めて設計することが可能です。審美歯科では顔立ちや口元との調和を考えたデザインを行うため、見た目全体の完成度が高まります。前歯の印象を本質的に整えたい場合、色・透明感・形を同時に考える視点が欠かせません。

 

POINT:前歯の見た目は「白さ」だけで決まるものではなく、色ムラ・透明感・形のバランスによって印象が大きく変わります。

 

4. セラミックで何が変わる?──見た目の仕上がりの決定的な差

 

セラミックで再現できる「白さ」と「透明感」

 

セラミック治療の大きな特長は、ホワイトニングでは再現が難しい「白さ」と「透明感」を、同時に表現できる点にあります。ホワイトニングは天然歯の内部色素に作用するため、歯そのものの色調改善には有効ですが、被せ物や詰め物、過去の治療跡は白くなりません。また、白さを追求しすぎると、均一で平坦な色味になり、かえって人工的に見えてしまうこともあります。

 

一方セラミックは、複数の色調や透明度を重ねて作製できる素材で、歯の先端に向かうほど透け感が出るなど、天然歯に近いグラデーションを再現できます。これにより、光の当たり方で表情が変わる自然な見た目が可能になります。単に「白い歯」ではなく、「自分の歯らしく美しい白さ」を目指せることが、セラミックならではの価値です。

 

色・形・バランスを同時に整えられる強み

 

セラミックのもう一つの強みは、色だけでなく形やバランスまで含めて調整できる点です。ホワイトニングでは歯の色は変えられても、歯の大きさ・角度・わずかな傾き・左右差といった形態的な問題は改善できません。

 

セラミック治療では、歯の幅や長さ、先端の丸み、隣り合う歯とのラインなどを総合的に設計することで、口元全体の調和を整えることができます。たとえば、少し欠けている歯や、過去の治療で形が不揃いになった前歯も、自然な形に整えることが可能です。この「色・形・バランス」を同時に考える視点が、審美歯科におけるセラミック治療の本質です。見た目の満足度は単一の要素ではなく、複数の要素が噛み合って初めて高まるため、トータルで設計できる点が大きな違いになります。

 

前歯・奥歯それぞれでの効果の違い

 

セラミックの効果は、前歯と奥歯で求められる役割が異なります。前歯では見た目への影響が大きいため、白さ・透明感・歯ぐきとのなじみ方が特に重要です。笑ったときや話したときに自然に見えるかどうかが満足度を左右します。

 

一方、奥歯では見た目以上に「噛む力に耐えられるか」「長く使えるか」が重視されます。そのため、奥歯では強度に優れたセラミック素材が選ばれることが多く、見た目と耐久性のバランスがポイントになります。ホワイトニングでは奥歯の色変化を実感しにくいことも多いため、セラミックによって機能面も含めて改善できる意義は大きいといえます。歯の位置ごとに目的を整理し、適切な素材と設計を選ぶことが、後悔しない治療につながります。

 

POINT:セラミックの価値は、「白さ」だけでなく、透明感・形・バランスまで含めて“口元を設計できること”にあります。

 

5. ホワイトニング→セラミックは正解?──治療の“順番”の考え方

 

先にホワイトニングを行うケース

 

ホワイトニングを先に行う方が適しているのは、「自分の歯そのものを、どこまで白くできるかを確認したい」場合です。特に、前歯の色味にばらつきがあり、天然歯を活かした改善を希望する方は、まずホワイトニングで全体のトーンを整えることで、その後の選択肢が広がります。

 

セラミックは人工物のため、周囲の歯の色に合わせて作製しますが、事前にホワイトニングを行っておくと、より明るく自然な色調に合わせやすくなるというメリットがあります。また、「ホワイトニングだけで十分満足できるか」を見極める意味でも、先に試す価値があります。

 

ただし、詰め物や被せ物はホワイトニングでは白くならないため、過去の治療跡がある場合は、その点も踏まえて判断することが大切です。

 

先にセラミックを検討した方がよいケース

 

一方で、最初からセラミックを検討した方がよいケースもあります。たとえば、前歯に大きな詰め物や差し歯が入っている場合、ホワイトニングをしてもそこだけ色が変わらず、かえって見た目の差が強調されることがあります。

 

また、歯の形や大きさ、欠け、ねじれといった問題は、ホワイトニングでは改善できません。こうした「色以外の見た目」が気になっている場合は、セラミックによって色・形・透明感を同時に整える方が、満足度の高い結果につながりやすいといえます。

 

値段の面でも、何度もホワイトニングを繰り返すより、最初からセラミックで整えた方が、長期的には納得できるケースもあります。

 

順番を間違えると後悔しやすいポイント

 

治療の順番を誤ると、「思った仕上がりと違う」「余計な費用がかかった」と感じやすくなります。たとえば、セラミックを先に装着したあとでホワイトニングを行うと、天然歯だけがさらに白くなり、セラミックとの色差が目立つことがあります。

 

逆に、ホワイトニングを繰り返したあとにセラミックを検討すると、「もっと早く相談すればよかった」と感じる方も少なくありません。重要なのは、自己判断で順番を決めるのではなく、歯科医師と相談しながら、自分の歯の状態・希望する見た目・メンテナンスの考え方・値段のバランスを整理することです。適切な順番を選ぶことが、後悔しない治療への近道になります。

 

POINT:治療の順番に正解は一つではありません。大切なのは「何を優先したいか」を明確にしたうえで、順番を設計することです。

 

6. 気になる値段の話──セラミックはなぜ高く感じるのか

 

ホワイトニングとセラミックの費用差

 

ホワイトニングとセラミックでは、治療の目的と方法が大きく異なるため、値段にも差が出ます。ホワイトニングは、薬剤を使ってご自身の歯を一時的に白くする処置で、比較的短時間・低コストで行える点が特徴です。

 

一方、セラミック治療は、歯の色だけでなく形や透明感、噛み合わせまでを総合的に整える医療行為です。歯を精密に診断し、型取りを行い、技工所で一人ひとりに合わせた人工歯を製作する工程が必要になります。そのため、単純に「白くする」ホワイトニングと比べると、セラミックの値段は高く感じやすいのが実情です。

 

ただし、色戻りが起こりやすいホワイトニングに対し、セラミックは安定した見た目を長く維持できるという特性があります。費用の違いは、治療の目的そのものの違いによるものだと理解することが大切です。

 

値段に含まれているもの(材料・技術・工程)

 

セラミックの値段には、単に材料費だけでなく、専門的な技術と多くの工程が含まれています。使用されるセラミック素材は、透明感や強度に優れたものが選ばれ、前歯の場合は特に自然な見た目を再現するための高度な技工技術が必要です。

 

また、歯科医師による診査・診断、歯を削る量の調整、噛み合わせの確認、仮歯での見た目チェックなども重要な工程です。さらに、歯科技工士が色や形を細かく作り込む作業も含まれています。

これら一つひとつが積み重なり、セラミックの値段が決まっています。価格だけを見ると高く感じても、中身を知ることで費用差の理由が理解しやすくなるでしょう。

 

「高いか安いか」ではなく「納得できるか」で考える視点

 

セラミック治療を検討する際、「高いか安いか」だけで判断すると後悔につながることがあります。大切なのは、その値段に対して自分が納得できるかどうかです。

 

たとえば、見た目の自然さや透明感、長期間の安定性、メンテナンスを含めた将来的な安心感など、どこに価値を感じるかは人それぞれ異なります。ホワイトニングを繰り返すことで結果的に費用がかさむケースもあれば、セラミックで一度整えることで満足感が長く続く場合もあります。

 

治療の順番や目的を整理し、説明を十分に受けたうえで選択することが重要です。値段だけに目を向けるのではなく、「この治療内容なら納得できる」と思えるかを基準に考えることが、後悔しない選び方につながります。

 

POINT:セラミックの値段は「白さ」だけの費用ではありません。見た目・機能・安定性まで含めた“総合的な価値”への対価として考えることが大切です。

 

7. 長くきれいを保つために──セラミックとメンテナンスの関係

 

ホワイトニングはなぜ色戻りするのか

 

ホワイトニングを行った直後は歯が明るくなったと感じても、時間が経つにつれて「少しずつ元に戻ってきた」と感じる方は少なくありません。これは、ホワイトニングが歯の表面や内部に沈着した色素を分解する処置であり、歯そのものの性質を変える治療ではないためです。

 

日常生活の中で、コーヒー・紅茶・赤ワイン・喫煙などによる着色は再び起こりますし、歯の表面は時間とともに再石灰化を繰り返すため、色調も徐々に変化します。また、詰め物や被せ物がある場合、それらはホワイトニングでは白くならないため、周囲との色差が目立ってくることもあります。

 

このように、ホワイトニングは「定期的なケアを前提とした方法」であり、色戻りを完全に防ぐことは難しいという特性があります。

 

セラミックにメンテナンスが必要な理由

 

セラミックは着色や変色が起こりにくく、ホワイトニングと比べて白さや透明感が安定しやすい素材です。しかし、「セラミックにすれば何もしなくていい」わけではありません

 

セラミック自体はむし歯になりませんが、土台となる歯や歯ぐきは天然の組織であり、ケアを怠ると歯周病や二次むし歯のリスクが高まります。また、噛み合わせは年月とともに変化するため、知らないうちに特定の歯に力が集中し、欠けや破損につながることもあります。

 

こうしたトラブルを防ぐためには、装着後も定期的に状態を確認し、必要に応じて調整を行うことが重要です。セラミック治療の満足度は、治療後のメンテナンスによって大きく左右されます

 

定期ケアで寿命と満足度が変わる

 

セラミックを長くきれいに保ち、「やってよかった」と感じ続けるためには、定期的なケアが欠かせません。一般的には3〜6か月に一度の定期検診で、歯ぐきの状態、セラミックの適合、噛み合わせのバランスをチェックします。

 

これにより、問題が小さいうちに対応でき、結果としてセラミックの寿命を延ばすことにつながります。また、プロによるクリーニングで表面の汚れを除去することで、透明感のある見た目を維持しやすくなります

 

ホワイトニングの場合もメンテナンスを継続することで白さを保ちやすくなりますが、セラミックではその効果がより安定しやすい点が特徴です。治療後の定期ケアを「負担」ではなく「きれいを守るための時間」と捉えることが、満足度を高める大切なポイントです。

 

POINT:セラミックの美しさは治療後のメンテナンスで完成するもの。定期的なケアこそが「長くきれい」を保つ最大のポイントです。

 

8. 後悔しないために知っておきたい──セラミック治療の注意点

 

削る量・適応の考え方

 

セラミック治療を検討する際、多くの方が気にされるのが「どのくらい歯を削るのか」という点です。セラミックは、被せ物や貼り付けによって見た目を整える治療である以上、一定量の歯質を調整する必要があります。

 

ただし、削る量は一律ではなく、歯の状態や選択する治療法によって大きく異なります。たとえば、ラミネートベニアは表面を薄く整える方法で、削る量を抑えやすい一方、クラウンは歯全体を覆うため、より多くの調整が必要です。

 

重要なのは、「できるだけ削らないこと」そのものではなく歯の健康や耐久性を保ちながら、適切な範囲で整えることです。無理に削減を優先すると、割れや脱離のリスクが高まる場合もあります。診査・診断を通じて、その歯にとって無理のない適応かどうかを見極めることが、後悔しないセラミック治療につながります。

 

すべての歯に向いているわけではない理由

 

セラミックは審美性に優れた治療法ですが、すべての歯・すべての方に適しているわけではありません。たとえば、歯ぎしりや食いしばりが強い方では、過度な力がかかることで欠けや破損のリスクが高まることがあります。

 

また、歯周病が進行している場合や、歯の土台が弱っている場合には、先に別の治療が必要になるケースもあります。さらに、ホワイトニングとの順番を誤ると、周囲の歯との色のバランスが合わず、見た目に違和感が残ることもあります。

 

このように、セラミックは「白くきれいにできる治療」ではありますが、条件が整ってこそ本来のメリットが発揮される治療です。適応を正しく判断しないまま進めると、値段に見合わない結果になってしまう可能性もあるため、自分の歯が本当にセラミックに向いているかを見極める視点が欠かせません。

 

事前説明で必ず確認すべきポイント

 

セラミック治療で後悔しないためには、治療前の説明内容をしっかり確認することが非常に重要です。具体的には、

  • ①どの歯をどの方法で治療するのか
  • ②削る量はどの程度か
  • ③ホワイトニングとの順番や併用の可否
  • ④仕上がりの色や形のイメージ
  • ⑤値段に含まれる内容(仮歯・調整・保証・メンテナンスの有無)


などを事前に把握しておく必要があります。

 

特に見た目に関わる治療では、「完成後に想像と違った」というミスマッチが起こりやすいため、仮歯やシミュレーションを用いた説明があるかも重要なポイントです。

 

また、メリットだけでなく、デメリットや注意点についても丁寧に説明してもらえるかどうかは、医院の誠実さを判断する材料になります。納得したうえで治療を選ぶことが、結果的に満足度の高いセラミック治療につながります。

POINT:セラミック治療で後悔しないためには、「削る量」よりも「適応の見極め」と「事前説明の質」が重要。自分の歯に本当に合った治療かを確認することが満足度を左右します。

 

9.「やってよかった」と思える人の共通点──相談の質が結果を左右する

 

カウンセリングで見るべきポイント

 

セラミック治療やホワイトニングで満足できた方に共通しているのは、「治療前のカウンセリングを丁寧に受けている」ことです。カウンセリングでは、単に値段や治療期間を聞くだけでなく、「なぜ白くしたいのか」「どこが一番気になっているのか」「どこまでの変化を求めているのか」といった目的の整理が重要になります。

 

また、セラミックとホワイトニングの違い治療の順番将来的なメンテナンスの考え方まで説明があるかも大切なポイントです。専門用語を多用せず、メリットだけでなくデメリットや注意点も含めて説明してくれるかどうかで、その医院の姿勢が見えてきます。

 

質問しやすい雰囲気があり、疑問に一つずつ向き合ってくれるカウンセリングは、後悔しない治療への第一歩といえるでしょう。

 

仕上がりイメージの共有が重要な理由

 

「思っていた白さと違った」「イメージより不自然だった」という後悔の多くは、仕上がりイメージの共有不足から生まれます。セラミック治療では、色・透明感・形を細かく調整できる一方で、患者さんの頭の中のイメージを正確に汲み取る必要があります。

 

そのため、シェードガイドによる色合わせや、仮歯を使った確認、場合によっては写真や模型を用いた説明が欠かせません。ホワイトニングとの併用を考える場合も、「どの順番で進めると自然か」「最終的にどの程度の白さを目指すのか」を共有しておくことで、完成後のギャップを防げます。

 

仕上がりを“任せきり”にするのではなく一緒に確認しながら進められるかどうかが、満足度を大きく左右します。

 

無理に勧めない歯科医院の見極め方

 

「やってよかった」と感じている方ほど、無理に治療を勧められなかった経験を持っています。信頼できる審美歯科では、セラミックが最適でない場合に、「今はホワイトニングで十分」「治療は急がなくてもよい」と伝えることもあります。

 

また、値段の説明が明確で、治療後のメンテナンス将来的な再治療の可能性まで話してくれる医院は、長期的な視点で患者さんを考えている証拠です。反対に、メリットだけを強調し、即決を促す場合は注意が必要です。

 

相談の場で選択肢を提示し患者さん自身が納得して選べる環境を整えているかどうかが、後悔しない医院選びの大きな判断基準になります。

POINT:満足度の高い結果につながるのは、「どの治療を選ぶか」よりも「どんな相談ができたか」。丁寧なカウンセリングとイメージ共有が、「やってよかった」と思える治療を支えます。

 

10.FAQ|ホワイトニングとセラミックで迷ったときのよくある質問

 

ホワイトニング後でもセラミックにできますか?

 

はい、ホワイトニング後でもセラミック治療は可能です。むしろ、先にホワイトニングを行い、その白さに合わせてセラミックを作製することで、周囲の歯と調和しやすくなるケースもあります。ただし、ホワイトニング直後は歯の色が安定していないことがあるため、一定期間を空けてから色合わせを行うのが一般的です。治療の順番はお口の状態やご希望によって変わるため、事前の相談が重要になります。

 

セラミックはどのくらい白くできますか?

 

セラミックは、ホワイトニングでは難しい明るい白さまで表現できます。ただし、白くすればするほど良いというわけではありません。周囲の歯や肌の色、年齢とのバランスを考えないと、不自然な印象になることがあります。自然に見える白さと透明感を重視して色を選ぶことが、長く満足できるポイントです。

 

何本からセラミックにする人が多いですか?

 

前歯1本からセラミックにする方もいれば、前歯2本・4本・6本など、笑ったときに見える範囲をまとめて治療する方もいます。1本だけの場合は色合わせの精度が重要になり、複数本の場合は全体のバランスを整えやすいという特徴があります。「何本が正解」という決まりはなく、見た目の悩みやご予算に応じて選ばれます。

 

ホワイトニングと併用するメリットは?

 

ホワイトニングとセラミックを併用することで、天然歯とセラミックの色を自然に揃えやすくなるというメリットがあります。特に被せ物や詰め物がある方は、ホワイトニングだけでは色の差が目立つことがあります。その場合、全体をホワイトニングで明るくし、必要な部分をセラミックで整えることで、統一感のある仕上がりが期待できます。

 

セラミックの値段はどれくらいが目安ですか?

 

セラミックの値段は、1本あたり数万円〜十数万円程度が目安となることが多く、使用する素材や治療内容によって差があります。ホワイトニングに比べると高く感じられますが、色戻りがなく、形や透明感まで整えられる点が特徴です。費用には、材料代だけでなく診断・設計・歯科技工士による制作工程などが含まれています。

 

メンテナンスはどのくらい必要ですか?

 

セラミック自体は変色しにくい素材ですが、定期的なメンテナンスは必要です。目安としては3〜6か月に一度の検診で、噛み合わせや歯ぐきの状態、清掃状況を確認します。メンテナンスを続けることで、セラミックを長持ちさせ、トラブルの早期発見につながります。

 

将来やり直しはできますか?

 

はい、セラミックは将来的にやり直すことが可能です。見た目の好みや歯ぐきの状態の変化に応じて、再治療を選ぶ方もいます。ただし、一度削った歯は元に戻らないため、最初の治療で削る量を抑えた設計や、長期的な視点での計画が重要です。

 

歯を削るのが不安ですが大丈夫ですか?

 

削る量は治療方法によって異なります。ラミネートベニアのように削る量を最小限に抑えられる方法もあれば、歯の状態によっては被せ物が必要なケースもあります。いずれの場合も、必要以上に削らないことが基本です。不安な場合は、削る量や理由をしっかり説明してもらうことが大切です。

 

ホワイトニングが向いている人・セラミックが向いている人の違いは?

 

ホワイトニングは、「天然歯をできる範囲で白くしたい方」に向いています。一方、色ムラ・被せ物の色・歯の形や欠けが気になる方には、セラミックが適していることがあります。どちらが良いかは、歯の状態「どこまで改善したいか」によって異なります。無理にどちらかを選ぶ必要はありません

 

まず何から相談すればいいですか?

 

まずは、「ホワイトニングで満足できなかった点」や「前歯の見た目で気になること」を整理して相談することがおすすめです。色なのか、形なのか、被せ物なのかによって治療の選択肢は変わります。相談の段階で治療を決める必要はなく、情報を得るためだけでも問題ありません。不安を解消する第一歩として、気軽に相談することが大切です。

 

 

東京都渋谷区恵比寿駅で人生を変える美しい笑顔へ

審美歯科治療・セラミック治療専門外来|東京審美歯科

監修:東京審美歯科
所在地〒:
東京都渋谷区恵比寿南1丁目4 恵比寿銀座クロスビル3F

*監修者
東京審美歯科 理事長 遠山 敏成

*出身大学
日本大学歯学部


*経歴
日本大学歯学部付属歯科病院勤務
布川歯科医院勤務
石川歯科クリニック勤務
根本歯科医院勤務
さいたま新都心デンタルクリニック勤務
マイスター春日歯科クリニック 開院

*所属
日本補綴学会
日本歯科理工学会

接着歯学会

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