コラム Column
銀歯を白くしたいと思ったら──セラミック治療で変わる見た目と噛み心地
1. 銀歯が気になるのは自然なこと──「白くしたい」と思う理由の正体

「奥歯だから見えない」は本当?日常で意外と見られる場面
「奥歯は見えないから気にしなくても大丈夫」と思われがちですが、実際には会話中や笑った瞬間、横からの角度、写真撮影時など、銀歯が見える場面は意外と多く存在します。特に近年はマスクを外す機会が増え、口元への意識が高まったことで、「奥歯の銀歯が気になる」と相談される方も少なくありません。
光を反射しやすい金属は自然歯と質感が異なるため、清潔感や見た目の印象に影響することがあります。また、オンライン会議やSNS用の写真など、口元がクローズアップされる環境も増えています。奥歯であっても日常生活の中で視線に触れる機会は多く、「銀歯を白くしたい」と感じるのは自然な感覚といえるでしょう。
見た目だけじゃない:銀歯が気になることで起きる心理的ストレス
銀歯に対する悩みは、単なる審美的な問題にとどまりません。「笑うと見えるのではないか」という意識が続くことで、無意識に口元を隠したり、笑顔に自信が持てなくなったりするケースもあります。こうした小さなストレスの積み重ねは、日常のコミュニケーションや自己表現にも影響することがあります。
もちろん銀歯そのものが悪い治療というわけではありませんが、「気になる」という感覚は大切なサインです。見た目を整えることは美容目的だけではなく、自分らしく過ごすための選択肢のひとつともいえます。セラミックへの変更を考える際には、見た目だけでなく、日常生活で感じている心理的な負担についても整理してみることが大切です。
本記事でわかること:セラミックで変わる“見た目”と“噛み心地”の全体像
銀歯を白くしたいと考えたとき、多くの方がまず気にするのは「見た目がどれくらい変わるのか」という点ですが、実際には噛み心地や清掃性など、機能面にもさまざまな違いがあります。本記事では、セラミック治療によってどのような変化が期待できるのかを、審美歯科の視点から分かりやすく解説していきます。
素材の特徴やメリット・デメリット、奥歯に適した選択肢、治療の流れや注意点などを段階的に理解することで、「なんとなく気になる」から「納得して判断できる状態」へ進むことを目的としています。セラミックは万能ではありませんが、正しい知識をもとに検討することで、後悔の少ない選択につながります。
2. まず整理:銀歯(メタル)ってどんな治療?──保険の詰め物・被せ物の基本

銀歯の種類(インレー/クラウン)と、よくある適用ケース
銀歯とは、主に金銀パラジウム合金などの金属材料を用いて作られる詰め物や被せ物の総称です。小さめのむし歯で歯の一部を補う場合にはインレー(詰め物)、歯の大部分を補強する必要がある場合にはクラウン(被せ物)が選択されることが多く、奥歯のように噛む力が強くかかる部位で広く使用されてきました。
金属は強度が高く割れにくいため、保険診療の範囲でも機能回復を目的として長年採用されてきた素材です。ただし見た目の面では金属色が目立ちやすく、「口を開けたときの印象が気になる」、「笑ったときに銀歯が見える」といった理由から、セラミックなど白い素材への変更を検討する方も増えています。
現在の銀歯が問題ないかどうかは、見た目だけでなくむし歯の再発や噛み合わせの状態などを含めて総合的に判断することが大切です。
なぜ保険治療に銀歯が使われてきたのか(強度・コスト・制度)
銀歯が長年保険治療で使われてきた理由には、材料の特性と制度上の背景があります。金属は薄く作っても一定の強度を保ちやすく、噛む力の強い奥歯でも破損しにくいというメリットがあります。また加工性が高く、安定した品質で提供できることから、限られた医療費の中で多くの患者様に機能回復を届ける手段として採用されてきました。
日本の保険診療では使用できる材料や工程に一定の制限があるため、見た目の自然さよりも機能性や費用負担の軽減が重視される傾向があります。一方で近年は、審美性や金属アレルギーへの配慮から、セラミックなどの白い素材への関心も高まっています。
どちらが優れているという単純な比較ではなく、「見た目」「強度」「費用」「将来的なメンテナンス」といった複数の視点から、自分に合った選択を考えることが重要です。
「合っていれば問題ない」と「見直したほうがいい」の境界線
現在入っている銀歯が必ずしも悪いわけではなく、噛み合わせや歯ぐきの状態が安定している場合には、そのまま使用し続けられることもあります。しかし、見直しを検討したほうがよいサインも存在します。
例えば、銀歯の周囲が黒く変色してきた、食べ物が詰まりやすくなった、冷たいものがしみるといった症状がある場合、内部でむし歯が再発している可能性があります。また長期間使用している金属は微細な変形が生じ、適合が悪くなるケースもあります。
見た目の悩みだけでなく機能面の変化にも目を向け、現状の銀歯が歯や口腔内にとって適切な状態かどうかを確認したうえで、セラミックなどへの変更を検討すると安心です。
3. 銀歯を白くする選択肢は1つじゃない──素材比較でわかる“向き・不向き”

セラミック/CAD/CAM冠/ハイブリッドレジン…白い材料の違い
銀歯を白くしたいと考えたとき、「セラミック」だけが選択肢ではありません。現在の歯科治療では、セラミック、CAD/CAM冠、ハイブリッドレジンなど複数の白い材料があり、それぞれ特性が異なります。
セラミックは透明感があり自然な見た目を再現しやすく、変色しにくい素材として知られています。一方、CAD/CAM冠やハイブリッドレジンは樹脂を含むため、比較的費用を抑えやすい反面、長期的には摩耗や着色の影響を受けやすい傾向があります。
また、噛み合わせの力が強い部位では素材選びが重要となり、単純に「白くできるかどうか」だけでは判断できません。見た目・耐久性・費用のバランスを理解し、奥歯に適した素材かどうかを歯科医師と相談しながら決めることが、後悔しにくい選択につながります。
奥歯に必要な条件(強度・耐摩耗性・適合精度)
奥歯は食事の際に最も強い力がかかる部位であり、前歯以上に機能面の条件が求められます。白い材料を選ぶ際には、見た目だけでなく「強度」「耐摩耗性」「適合精度」が重要な判断基準になります。
例えば、硬すぎる素材は対合歯を摩耗させる可能性があり、逆に柔らかすぎる素材はすり減りやすく、噛み合わせが変化する原因になることもあります。また、歯との適合精度が低いと、境目からむし歯が再発するリスクが高まります。
セラミックは精度の高い技工物を作製しやすい反面、症例によっては他の材料が適している場合もあります。奥歯を白くする際は、「見えにくい場所だから簡単でいい」という考えではなく、長期的な機能維持を前提に素材を検討することが大切です。
「見た目」だけで選ぶと起きやすい失敗パターン
銀歯を白くしたいという気持ちは自然なものですが、見た目だけを優先して素材を選ぶと、思わぬトラブルにつながることがあります。例えば、強い噛みしめや歯ぎしりがある方が審美性だけで素材を決めた場合、欠けや破損のリスクが高まる可能性があります。
また、色だけを重視して硬さや厚みを十分に考慮しないと、装着後に違和感や噛みにくさを感じるケースもあります。さらに奥歯は唾液や食べ物の影響を受けやすいため、素材によっては経年的な着色が気になることもあります。
大切なのは、「白くなる=すべて同じ結果」ではないと理解することです。審美性と機能性の両方を踏まえて相談し、自分の生活習慣や噛み合わせに合った選択をすることが、満足度の高い治療につながります。
4. セラミックに替えると見た目はどう変わる?──自然に見える理由をやさしく解説

なぜセラミックは“白くて自然”に見えるのか(光の反射・色調)
銀歯を白くしたいと考えたとき、多くの方が気にされるのが「人工的に見えないか」という点です。セラミックが自然に見える理由のひとつは、天然歯に近い光の透過性と反射特性を持っていることにあります。天然の歯は表面だけでなく内部にも光が入り込み、わずかな透明感を生み出しています。
セラミック素材はこの性質を再現しやすく、単に白いだけではなく奥行きのある色調を表現できる点が特徴です。また、歯科医院ではシェードガイドを用いて周囲の歯の色味や透明感を確認しながら設計するため、見た目の違和感が出にくくなります。「白くする=目立つ」ではなく、自然な印象を目指せるのがセラミック治療の大きな特徴です。
奥歯でも「浮かない白さ」にするための色合わせの考え方
奥歯をセラミックに替える場合、「前歯ほど見えないのに色合わせは必要?」と疑問に思われる方もいらっしゃいます。しかし、奥歯でも光の当たり方や口を開けたときの見え方によって、色の差が違和感につながることがあります。
自然に見える仕上がりのためには、隣接する歯だけでなく上下の歯列全体の色調バランスを考慮することが大切です。特に奥歯は咬合面の厚みがあるため、単純な白さではなく少し落ち着いた色味を選ぶことが多く、これが浮かない印象につながります。また、照明環境や口腔内の影の出方によって見え方が変わるため、歯科医師や歯科技工士が複数の視点から確認しながら色を決定します。
1本だけ替える?複数本で整える?判断の目安
銀歯をセラミックへ変更する際、「1本だけで十分か」「複数本まとめた方がいいか」で迷われる方は少なくありません。適切な範囲は、むし歯の状態や既存の補綴物の劣化具合、周囲の歯の色や形によって異なります。
周囲の歯の色調が安定している場合は1本のみでも自然に仕上がることがありますが、複数の銀歯が並んでいる場合は、まとめて整えることで見た目の調和が取りやすくなるケースもあります。ただし、見た目だけでなく、噛み合わせ・清掃性・将来的なメンテナンスまで含めて検討することが重要です。
無理に治療範囲を広げる必要はありません。「気になる部分から相談する」という姿勢でも十分に検討が可能です。専門的な診査を受けながら、自分に合った選択肢を見つけていくことが安心につながります。
5. 「噛み心地」が変わる理由──違和感の正体は“形”と“噛み合わせ”

噛み心地の満足度を左右するのは、素材より“設計”
奥歯をセラミックにした際、「見た目はきれいだけど噛み心地が気になる」と感じる場合、その多くは素材そのものではなく、歯の形態設計や噛み合わせのバランスが関係しています。セラミックは天然歯に近い硬さと滑沢性を持つ素材ですが、咬頭の角度や溝の深さ、隣接面の形態が適切でないと、違和感や疲労感につながることがあります。
奥歯は食事の際に大きな力を受けるため、単に銀歯を白くしたいという見た目の改善だけでなく、上下の歯の接触点や顎の動きまで考慮した設計が重要です。審美性と機能性を両立させるためには、咬合診査や仮合わせの工程を丁寧に行い、患者様一人ひとりの噛み方に合わせた調整が欠かせません。
高さが合わない/噛みにくい/食べ物が詰まる…よくある悩みの原因
セラミック治療後に感じやすい違和感として、「少し高い気がする」、「うまく噛めない」、「食べ物が詰まりやすくなった」といった声があります。これらは多くの場合、歯の高さや接触点のわずかなズレが原因です。
奥歯は数十ミクロン単位の差でも咀嚼時の負担が変わるため、噛み合わせが強く当たりすぎると顎の疲れや知覚過敏のような症状が出ることもあります。また、隣の歯との接触が弱いと食片圧入が起こりやすく、歯ぐきの炎症につながる可能性もあります。こうしたトラブルは素材の問題ではなく、最終調整や診査の精度によって大きく左右されます。違和感がある場合は我慢せず、早めに調整を受けることが大切です。
奥歯セラミックで大事な調整(咬合調整・接着・研磨)
奥歯のセラミック治療では、装着後の微調整が非常に重要な工程となります。まず咬合調整では、咀嚼時の接触バランスや側方運動時の干渉を確認し、必要に応じてわずかな研磨を行います。これにより力の集中を防ぎ、破損リスクや顎関節への負担を軽減します。
さらに、適切な接着操作も長期安定性に関わる重要な要素です。接着面の処理や防湿管理が不十分だと脱離の原因になるため、専門的な工程が求められます。最終的な研磨では表面を滑らかに整えることでプラークの付着を抑え、メンテナンス性を高めます。見た目だけでなく、自然な噛み心地を実現するためには細かな調整の積み重ねが欠かせません。
6. 銀歯→セラミックの治療の流れ──何回通う?痛みは?期間は?

診査診断→除去→形成→型取りorスキャン→仮歯→装着の流れ
銀歯をセラミックへ交換する治療は、まず現在の歯や噛み合わせの状態を確認する診査診断から始まります。レントゲンや口腔内チェックを行い、むし歯の再発や歯ぐきの状態に問題がないかを確認したうえで、既存の銀歯を慎重に除去します。
その後、セラミックが適合する形に歯を整える「形成」を行い、歯型を採得します。近年は従来の印象材だけでなく、口腔内スキャナーによるデジタルスキャンを用いるケースも増えています。完成までの期間は仮歯を装着して見た目や噛み心地を保ちながら過ごし、最終的にセラミックを接着・装着します。
見た目を白くするだけでなく、適合精度や噛み合わせの確認を重ねることが、長く使える仕上がりにつながります。
「痛い?」への回答:麻酔・削る量・治療中の不快感の実際
「銀歯を白くしたいけれど痛みが心配」という声は少なくありません。一般的には、銀歯の除去や歯の形成時には局所麻酔を使用するため、強い痛みを感じることは多くありません。ただし、歯の神経の状態やむし歯の進行度によっては、一時的にしみる感覚が出ることもあります。
削る量についても、すべてのケースで大きく歯を削るわけではなく、既存の銀歯の大きさや土台の状態に応じて必要最小限に調整されます。また、振動や水の感覚など、痛み以外の不快感が気になる方もいらっしゃるため、不安がある場合は事前に相談しておくことが大切です。過度に「痛くない」と断言せず、適切な麻酔と配慮のもとで進められる治療と理解しておくと安心です。
治療期間の目安と、通院回数が増えるケース(むし歯・根管治療等)
銀歯からセラミックへの交換は、問題がなければ2〜3回程度の通院で完了することが一般的です。初回で診査と銀歯の除去・形成、2回目で装着という流れになることもありますが、歯の状態によっては期間が延びることもあります。
例えば、銀歯の下にむし歯が見つかった場合や、神経の治療(根管治療)が必要な場合は、感染をしっかり取り除くため複数回の処置が必要です。また、噛み合わせの調整や仮歯での経過観察を丁寧に行う場合も、通院回数が増えることがあります。
見た目を白くするだけでなく、奥歯としてしっかり噛める状態を目指すことが重要なため、治療期間には個人差があります。事前に自分のケースではどの程度の期間が想定されるのかを確認しておくと、安心して進めやすいでしょう。
7. 奥歯セラミックの注意点──割れ・欠け・再治療リスクを減らすコツ

「セラミックは割れる?」が不安な方へ:割れやすい条件と対策
「奥歯のセラミックは割れるのでは?」という不安は多くの方が感じるものです。セラミックは耐摩耗性に優れた硬い素材ですが、強い一点集中の力や噛み合わせのズレがある場合には、まれに欠けや破折が起こる可能性があります。特に、硬い食べ物を頻繁に噛む習慣や、力のかかり方に偏りがあるケースでは注意が必要です。
ただし、適切な診査診断のもとで設計された奥歯のセラミックは、日常生活で簡単に割れるものではありません。歯科医院では、噛み合わせの調整や素材選択を含めてリスクを減らす工夫が行われます。例えば、強度の高いジルコニア素材などを選択することで、奥歯でも安定した使用が期待できます。「割れるかどうか」だけで判断するのではなく、現在の歯の状態や生活習慣を踏まえて相談することが大切です。
歯ぎしり・食いしばりがある場合の考え方(ナイトガード含む)
歯ぎしりや食いしばりの癖がある方は、奥歯に想像以上の力が加わることがあります。就寝中は無意識のため気づきにくいものですが、この強い力がセラミックの欠けや摩耗、さらには再治療の原因になることがあります。
そのため、歯ぎしりの傾向がある場合には、治療前の診査で噛み合わせや筋肉の緊張状態を確認し、必要に応じてナイトガード(マウスピース)の使用が検討されます。ナイトガードはセラミックだけでなく、ご自身の歯や顎関節を守る役割もあります。「歯ぎしりがあるからセラミックはできない」と決めつける必要はありませんが、力のコントロールを前提とした治療計画が重要です。
長持ちさせるために重要な“土台(歯・歯ぐき)”の管理
奥歯のセラミックを長持ちさせるためには、被せ物そのものだけでなく、支えている歯や歯ぐきの状態が大きく関わります。むし歯の再発や歯周病が進行すると、どれほど質の高いセラミックでも再治療が必要になる可能性があります。特に奥歯は清掃が難しく、プラークが溜まりやすい部位です。
そのため、治療後の定期的なメンテナンスやセルフケアの見直しが欠かせません。歯科医院では、噛み合わせの変化や歯ぐきの状態を定期的に確認し、小さなトラブルを早期に発見することが重要視されています。また、土台となる歯の量や神経の状態によっても耐久性は変わるため、治療前の段階で長期的な視点をもった説明を受けておくと安心です。セラミックは装着して終わりではなく、その後の管理が美しさと機能を保つ鍵になります。
8. どの医院で相談すべき?──奥歯のセラミックこそ医院差が出るポイント

設備(口腔内スキャナー等)よりも“診断と調整”が結果を左右する理由
奥歯のセラミック治療では、最新設備の有無よりも、どのような診断を行い、どのように噛み合わせを設計するかが結果に大きく影響します。口腔内スキャナーなどのデジタル機器は精度向上に役立ちますが、設備だけで仕上がりが決まるわけではありません。
奥歯は噛む力が強く、見た目だけでなく機能性が重要になるため、咬合診断・歯ぎしりの有無・既存の銀歯の状態などを総合的に評価する必要があります。また、装着後の微調整を丁寧に行えるかどうかも、長期的な安定性を左右する重要なポイントです。
「銀歯を白くしたい」「見た目を改善したい」と考える場合でも、治療の目的と噛み心地のバランスを大切にしてくれる医院かどうかを確認しておくと安心です。
技工士との連携・噛み合わせの考え方・説明の丁寧さの見極め
奥歯のセラミックは白さだけでなく、強度や咬合設計が非常に重要です。そのため、歯科医師と歯科技工士がどのように連携しているかは見逃せないポイントといえます。咬合面の形態や接触点は、患者様の噛み方や歯列の特徴を踏まえて設計される必要があります。
また、カウンセリング時にメリットだけでなくデメリットや注意点まで説明してくれるかどうかも医院選びの目安になります。「奥歯だから見えない」と素材や設計を簡略化してしまうと、違和感や破損につながる可能性があります。
相談時には、どの素材を選ぶ理由なのか、メンテナンスの考え方はどうかなど、納得できるまで説明してもらえるかを確認しておくことが大切です。
「銀歯を白くしたい」相談で事前に聞くべき質問リスト
奥歯の銀歯を白くしたいと考えたとき、ただ「セラミックにできますか?」と聞くだけでは十分な判断材料にならないことがあります。まず確認しておきたいのは、現在の噛み合わせの状態・歯ぎしりの有無・過去の治療歴です。
さらに、セラミックの種類や強度、費用の目安、将来的なメンテナンスについても具体的に質問しておくと、治療後のイメージが明確になります。例えば、
- どのくらい歯を削る必要があるのか
- 保険治療との違いは何か
- 装着後に違和感が出た場合の調整は可能か
こうした点を事前に確認しておくことで、見た目の改善だけでなく、長期的な安心感につながる治療選択がしやすくなります。
9. 後悔しないための最終チェック──相談時に確認したい医院の姿勢

治療を始める前に、十分な説明と選択肢の提示があるか
銀歯を白くしたい、セラミックに変えたいと考えたとき、まず確認したいのが「治療の選択肢がきちんと提示されているか」という点です。奥歯のセラミック治療にはクラウンやインレーなど複数の方法があり、見た目だけでなく噛み心地や耐久性にも違いがあります。
信頼できる歯科医院では、現在の歯の状態を踏まえたうえで、保険治療を含めた複数の選択肢について説明し、それぞれの特徴を理解できるよう丁寧に案内します。「この方法しかない」と一方的に勧めない姿勢は、医院選びの大切なポイントです。相談の段階で疑問を遠慮なく確認できる雰囲気があるかどうかも、重要な判断材料になります。
メリットだけでなく、デメリットや限界についても伝えてくれるか
セラミックは自然な見た目や金属を使わない点が特徴ですが、すべてのケースに適しているわけではありません。強い噛み合わせや歯ぎしりの習慣がある場合には、素材の選択や設計に注意が必要になることもあります。
信頼できる医院ほど、メリットだけでなく欠ける可能性や再治療の可能性など、デメリットや限界についても率直に説明します。これは不安を与えるためではなく、長期的に納得した選択をするために欠かせない情報です。「なぜこの素材を選ぶのか」「どのような注意点があるのか」を理解したうえで進めることが大切です。
見た目だけでなく、噛み心地や将来のメンテナンスまで考えてくれているか
銀歯を白くする目的でセラミックを検討する場合、見た目の変化に注目が集まりがちですが、長く快適に使い続けるためには噛み心地やメンテナンス性も重要です。経験豊富な歯科医院では、装着直後の美しさだけでなく、将来的な歯ぐきの変化や咬合バランス、清掃性まで見据えた設計を行います。
また、治療後の定期検診やクリーニングの必要性についても事前に説明があるかを確認しておきましょう。セラミックは素材自体がむし歯になるわけではありませんが、土台の歯や周囲の歯ぐきは日々のケアが欠かせません。見た目の改善だけに焦点を当てるのではなく、「長く安心して使えるか」という視点で相談に向き合ってくれる医院かどうかを見極めることが、満足度の高い結果につながります。
10. FAQ|銀歯を白くしたい人のよくある質問

Q1. 奥歯の銀歯でもセラミックにできますか?
はい、多くの場合は奥歯でもセラミックへ変更することが可能です。噛む力が強くかかる部位のため、強度の高い素材選びや噛み合わせの確認が重要になります。現在の歯の状態やむし歯の有無によって適した方法が変わるため、まずは診査を受けてから治療方法を検討していきます。
Q2. 1本だけ白くしても浮きませんか?
周囲の歯の色や形に合わせて設計することで、1本だけでも自然な見た目を目指すことは可能です。色合わせでは白さだけでなく、透明感や光の反射まで考慮します。仮歯でバランスを確認できる場合もあるため、不安な点は事前に相談すると安心です。
Q3. CAD/CAM冠とセラミックは何が違いますか?
CAD/CAM冠は保険適用になる場合があり、樹脂を含む素材で作られます。一方、セラミックは陶材が主体で、透明感や耐久性に優れる点が特徴です。見た目や長期的な変色のしにくさに違いが出ることもあるため、費用・審美性・耐久性のバランスを踏まえて選ぶことが大切です。
Q4. セラミックは割れますか?奥歯でも大丈夫?
適切に設計されていれば奥歯でも使用可能ですが、強い歯ぎしりや噛み合わせの問題がある場合は注意が必要です。セラミックは金属とは性質が異なるため、過度な力が集中すると欠ける可能性があります。必要に応じてナイトガードの使用など、予防的な対策を行うこともあります。
Q5. 治療は痛いですか?どのくらい削りますか?
多くの場合、治療時には麻酔を使用するため強い痛みを感じることは少ないとされています。削る量は既存の銀歯の大きさやむし歯の状態によって異なります。できるだけ歯を残す設計が大切になるため、削合量について事前説明を受けておくと安心です。
Q6. 通院回数・治療期間の目安は?
一般的には2〜3回程度の通院で完了するケースが多く、期間としては数週間前後が目安になります。ただし、むし歯治療や噛み合わせ調整が必要な場合は回数が増えることもあります。初診時にスケジュールの目安を確認しておくと予定を立てやすくなります。
Q7. 費用の目安は?(素材・部位で変わる理由)
セラミックの費用は素材の種類や歯の位置、治療範囲によって異なります。奥歯は強度が求められるため、前歯とは異なる材料や設計になる場合があります。見た目だけでなく、耐久性やメンテナンスまで含めた説明を受け、総合的に判断することが大切です。
Q8. 銀歯を外したらむし歯が見つかることはありますか?
はい、銀歯の下にむし歯が隠れているケースは珍しくありません。外してみて初めて状態が分かることもあり、その場合は先にむし歯治療を行ってからセラミックを装着します。これは治療の質を高めるための大切なステップです。
Q9. どんなメンテナンスが必要ですか?
セラミック自体はむし歯になりませんが、土台の歯や歯ぐきの健康を保つためには定期検診が重要です。噛み合わせのチェックやクリーニングを行うことで、長く良好な状態を維持しやすくなります。日常的な丁寧な歯磨きも欠かせません。
Q10. まずは相談だけでも大丈夫ですか?
もちろん可能です。「銀歯を白くしたいけれど迷っている」という段階でも問題ありません。現在の状態を確認し、セラミック以外の選択肢も含めて説明を受けることで、自分に合った治療を考えやすくなります。無理に治療を決める必要はないため、気になる点を整理する目的での相談もおすすめです。
東京都渋谷区恵比寿駅で人生を変える美しい笑顔へ
審美歯科治療・セラミック治療専門外来|東京審美歯科
監修:東京審美歯科
所在地〒:
東京都渋谷区恵比寿南1丁目4 恵比寿銀座クロスビル3F
*監修者
東京審美歯科 理事長 遠山 敏成
*出身大学
日本大学歯学部
*経歴
日本大学歯学部付属歯科病院勤務
布川歯科医院勤務
石川歯科クリニック勤務
根本歯科医院勤務
さいたま新都心デンタルクリニック勤務
マイスター春日歯科クリニック 開院
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