しっかり治したい方への重度歯周病治療 Perio
①「歯茎が下がってきた…」その変化、見て見ぬふりしていませんか?

── 歯周病は“痛みがないまま進行する”からこそ、気づいたときが治療のタイミングです
「最近、歯が長く見える気がする」
「歯茎がやせてきたかも」
「歯みがきのたびに、ちょっと血が出る」
──こうした“わずかな変化”を、そのままにしていませんか?
実はそれらは、歯周病の初期から中等度、そして重度へと進行しているサインかもしれません。
歯周病は虫歯のように激しい痛みを伴うことが少ないため、気づいたときには歯を支える骨が大きく溶けていた…というケースも珍しくありません。
東京審美歯科では、「もう手遅れかもしれない」と思っている方にこそ知っていただきたい、“再生の可能性”と“今からできる治療”をご提案しています。
歯周病は「沈黙の病気」──でも確実に進行します
歯周病の怖いところは、「進行していても自覚症状がほとんどない」こと。
- 歯茎が赤く腫れる
- ブラッシング時に出血する
- 口臭が気になる
- 歯がグラつく
- 歯と歯の間に食べ物がよく詰まる
これらの症状が出た時点で、すでに“歯周病が中等度以上に進行している”可能性があります。
▶ 「気のせいかも」で済ませてしまうと、気づいたときには歯茎の奥で支える骨が溶けているということも。
「歯茎が下がった=手遅れ」ではありません
「歯が長くなったように見える」
「根が見えてきた」
こうした状態は、歯茎が下がって“歯根が露出している”サイン。
たしかに、歯周病が進行している可能性がありますが──
▶ “今から治療を始めれば、これ以上の進行を止められる”ことが多いのです。
また、最近では「歯周再生療法」によって、一部の骨や歯茎の回復も見込めるケースがあります。
「もう抜けるかも…」と思っている歯も、残せる可能性がある
東京審美歯科では、重度歯周病の方にも対応可能な診療体制を整えています。
- 歯科用CT・マイクロスコープによる精密な歯周組織診断
- 歯周ポケットの深さと骨の吸収レベルを数値化
- 再生療法(エムドゲインなど)や歯周外科処置の選択肢も提供
▶ すべての歯を抜くわけではありません。「残せる歯をどう残すか」に本気で取り組むのが私たちの診療です。
「恥ずかしい」「怒られそう」そんな気持ちは必要ありません
長年放置してきたことを“申し訳なく”感じている患者様も少なくありません。
ですが私たちは、歯周病の治療において、患者様の“これまで”を責めることは一切ありません。
むしろ、
- 今、勇気を出してご来院くださったこと
- 変わりたいと思ったそのお気持ち
- 歯を大切にしたいという本音
▶ それらすべてを、歯科医療の側が真摯に受け止めるべき“出発点”だと考えています。
気づいた“その日”が、もっとも早いスタートライン
歯周病は、進行すればするほど治療は大変になります。
でも逆に言えば、「気づいたその日」が、最も軽症で治療を始められる日でもあるのです。
- 歯茎が下がってきた
- 血が出る
- グラつく
- 口臭が気になる
▶ どれか1つでも当てはまる方は、まずは検査とご相談から始めてみませんか?
②グラグラしている歯は、もう抜くしかないの?

── 歯の“揺れ”は終わりではなく、“再生の可能性”の始まりかもしれません
「歯がグラグラしてきた」
「硬いものを噛むと動く感覚がある」
「このまま抜けてしまうんじゃないか…」
──そんな不安を抱えながら、なんとなく様子を見ていませんか?
確かに、歯が揺れるのは歯周病が進行している明確なサインです。
しかし、だからといって「抜歯しかない」と決めつけてしまうのは早すぎます。
東京審美歯科では、“動揺している歯をいかに残せるか”に本気で向き合う診療を行っています。
グラグラするのは、歯そのものではなく“支えの骨”が弱っているから
多くの方は「歯が弱くなった」と感じるかもしれません。
けれど実際には、歯が揺れる原因の多くは、歯そのものではなく、それを支える“歯槽骨(しそうこつ)”が歯周病で吸収・破壊されていることにあります。
▶ つまり、「歯が悪い」わけではなく、「土台が弱くなっている」状態。
この土台を回復させられれば、歯を残すことは十分に可能です。
「抜歯しかない」と言われた歯も、残せたケースがあります
東京審美歯科では、次のような治療を用いて、“抜かなくても済む選択肢”を最後まで模索します:
- ▷ 歯周基本治療(プラーク・歯石の除去、噛み合わせ調整)
- 正しいセルフケアの習得
- 歯周ポケット内の感染源を徹底除去
- 歯に過剰な力がかからないよう調整
- ▷ 歯周外科処置(フラップ手術など)
- 歯茎を開いて奥深くの汚れを除去
- 骨の形態を整えて再付着を促進
- ▷ 歯周組織再生療法(エムドゲイン、GTR法など)
- 溶けた骨や歯根膜の再生を目指す治療法
- 一部の症例では“揺れがあった歯が安定して噛めるようになる”ことも
“固定”という選択肢で、一時的に揺れをコントロールすることも可能です
一部のグラグラしている歯は、隣接する安定した歯と連結(固定)することで、安定性を回復させることが可能です。
- 歯が抜ける前に噛めるようにしたい
- 再生療法までの準備段階として揺れを抑えたい
- 一時的な安定をつくってメンテナンスを継続したい
▶ 固定処置はあくまで“根本治療の補助”ではありますが、「今すぐ抜歯しなくてもいい時間を稼ぐ」ために重要な手段となります。
「残せる歯」と「抜くべき歯」の見極めには、正確な診断が不可欠です
闇雲に残しても、周囲の歯に悪影響を及ぼすことがあります。
だからこそ当院では、以下の視点から科学的かつ中立的に診断します。
- 歯周ポケットの深さ
- 歯槽骨の吸収状態(レントゲン・CTで評価)
- 動揺度の分類(Miller分類)
- プラークコントロールの状況
- 患者様の生活背景(年齢・全身状態・噛み癖など)
▶ 抜くべき歯・残すべき歯の線引きを明確にした上で、「今、残す価値がある歯」を一緒に見つけます。
抜かなくていい歯まで、あきらめないでください
どんなにグラグラしていても、
「それでもできれば抜きたくない」と思うのが自然です。
- 自分の歯で食べられることの喜び
- インプラントなどの外科治療を避けられる可能性
- 見た目・発音の自然さ
▶ それらを守るためにも、抜歯の前に、私たちにできることを一度ご相談ください。
③歯を失うだけじゃない。歯周病が及ぼす“全身への影響”

──「口の病気」だと思っていた歯周病が、実はあなたの健康を蝕んでいるかもしれません
「歯周病って、歯茎が下がって、最終的に歯が抜ける病気でしょ?」
──確かにその通りです。けれど、それはあくまでも“見えている影響”の一部にすぎません。
歯周病は、ただの“口のトラブル”ではありません。
近年の研究により、全身の健康に深く関わる“慢性炎症性疾患”として認識されつつあります。
東京審美歯科では、「歯茎の健康=全身の健康」という視点から、
重度歯周病が引き起こす全身への影響についても患者様としっかり共有しています。
歯周病の原因は“細菌”+“慢性的な炎症”
歯周病は、歯と歯茎の境目にたまったプラーク(歯垢)に潜む歯周病菌によって引き起こされます。
この細菌が出す毒素により、歯茎の炎症が起こり、やがて骨を溶かしていくのが歯周病の本質。
そしてこの炎症は、口の中だけで終わりません。血管や気道を通じて、全身に波及するのです。
歯周病が関係するとされる全身疾患
以下は、歯周病との関連が学術的に報告されている主な疾患です:
1. 糖尿病
- 歯周病があると、血糖コントロールが悪化しやすくなる
- 一方で、糖尿病があると歯周病の治癒力も低下
▶ 相互に悪影響を与える“負のスパイラル”
2. 心筋梗塞・脳梗塞(動脈硬化性疾患)
- 歯周病菌が血管内に侵入すると、動脈硬化を促進
- 心臓や脳の血管にも炎症が波及する可能性あり
▶ 「お口の中の炎症」が「命に関わる病気」につながることも
3. 誤嚥性肺炎
- 飲み込んだ唾液に混じった歯周病菌が肺に入り、炎症を起こす
- 特に高齢者や寝たきりの方では重篤化のリスク
▶ 歯周病は“口の病気”ではなく“呼吸の病気”にもなる
4. 早産・低体重児出産
- 歯みがきのたびに血が出る
- 歯茎が赤く、腫れている
- 朝起きたときに口の中がネバネバする
▶ こうした症状は、「ただの歯茎の問題」ではなく、
“全身の炎症状態の入口”になっている可能性もあるのです。
健康寿命を延ばすカギは「口腔の健康」にある
日本歯科医師会の調査によると、歯を多く残している高齢者ほど、自立した生活を続けやすいことが明らかになっています。
- 噛む力があると、認知症リスクが低下
- 食事がしっかり摂れると、筋力・免疫力も維持
- 口腔内の炎症が少ないと、感染症に強くなる
▶ こうした症状は、「ただの歯茎の問題」ではなく、
“全身の炎症状態の入口”になっている可能性もあるのです。
「歯茎のケア」で人生が変わることもある
- 糖尿病のHbA1cが改善した
- 毎朝の口臭やネバつきが消えた
- 健康診断の数値に変化が出てきた
- 表情が明るくなったと人に言われた
▶ これはすべて、歯周病治療をきっかけに得られた“副次的な健康効果”です。
④もう歯石除去だけでは足りない──“根本治療”としての歯周病治療

── 表面的なケアで終わらせず、「再発させない治療」へ
「歯石を取ってもらったけれど、しばらくするとまた歯茎が腫れる」
「定期的にクリーニングしているのに、グラグラしている歯が増えてきた」
「歯周病は進行性って言われたけれど、何をすれば止まるのか分からない」
──そんなお悩みをお持ちではありませんか?
歯周病が進行している方にとって、“歯石除去(スケーリング)だけ”のケアでは足りません。
東京審美歯科では、歯茎の奥深くに潜む原因を取り除き、再発させないための“根本治療”をご提案しています。
歯石除去は「表面の掃除」であって、「治療の完了」ではありません
歯石除去(スケーリング)は、歯周病治療の最初の一歩として非常に重要です。
ですが、それはあくまでも「表層に付着した汚れを取り除く準備段階」に過ぎません。
▶ 重度の歯周病では、歯と歯茎の間の“歯周ポケットの奥深く”に、病原菌が入り込んでいます。
その部分にアプローチせずして、症状の改善や安定は望めません。
「ポケットの中」を視える化して治療する
当院では、歯周病の進行状態を数値・画像・拡大視野で可視化したうえで、以下のような精密治療を行います:
- ▷ ▷ SRP(スケーリング・ルートプレーニング)
- 歯の根面に付着した硬い歯石や毒素を、歯茎の中まで丁寧に除去
- 感染源を物理的に取り除くことで、歯周組織の炎症を抑える
- ▷ ▷ フラップ手術(歯周外科治療)
- 歯茎を一部開いて、深部の病巣に直接アプローチ
- 骨の形を整え、歯周再付着を促進
- 「もう手遅れ」と言われた症例でも歯を残せる可能性を高める
▶ これらの処置は、“歯石を取る”だけでは治らないレベルの歯周病に必要不可欠です。
治療効果を高める“精密診断の重要性”
治療の前には、必ず以下のような検査・評価を行います:
- 歯周ポケットの深さ(6点法で測定)
- 歯の動揺度(Miller分類)
- 歯槽骨の吸収状況(レントゲン・CT)
- プラークの付着度・出血傾向
- 咬合力の偏りや噛み合わせのバランス
▶ この情報を元に、「どの歯をどう治療するか」「どこまで回復が見込めるか」を丁寧にご説明します。
歯周病は“根本治療”と“習慣の改善”で完結する
歯周病は生活習慣病の一種でもあります。
- 歯みがきの癖
- 喫煙
- ストレス・睡眠不足
- 糖尿病などの全身疾患
- 噛み合わせや歯ぎしり
▶ こうした“歯の外側にある原因”にもアプローチしないと、せっかく治しても再発を繰り返してしまいます。
当院では、治療と並行して以下のような取り組みも行います:
- セルフケア指導(磨き方・道具の選び方)
- 食生活・生活リズムのアドバイス
- 必要に応じた医科との連携(内科・糖尿病外来など)
治療の目的は、「歯茎を健康に戻すこと」ではなく、「再発しない仕組みを作ること」
- 治療のたびに炎症がぶり返す
- 3~4ヶ月おきに歯石を取っているのに改善しない
- 「治っているのか分からない」と感じる
▶ こうしたケースは、根本的な炎症の原因が取り除けていない可能性があります。
東京審美歯科では、“今だけ良い”ではなく“この先ずっと安定している”状態を一緒に目指します。
⑤ 再生療法・フラップ手術・補綴前処置──歯周病を本気で治すための治療選択肢

── 重度歯周病でも、まだ“取り戻せる道”があるかもしれません
「もう歯が抜けそうだから、仕方ない…」
「骨が溶けていると言われた」
「歯茎を開いて治療なんて怖い…」
──そんな不安の中でも、「できることなら、自分の歯を残したい」と思っている方は多いはずです。
東京審美歯科では、重度の歯周病においても“諦める前にできる治療”を追求し、最先端の選択肢を用意しています。
このページでは、本気で治したい方のための3つの治療手法をご紹介します。
1|【歯周組織再生療法】──失われた骨や歯根膜を“再生”する治療
歯周病によって失われた歯槽骨(歯を支える骨)や歯根膜などは、
一度破壊されると基本的には自然に再生しません。
しかし、近年は再生誘導材料を使った“歯周組織の再生”が可能になっています。
- 主な再生療法:
- エムドゲイン®法(Enamel Matrix Derivative)
歯の発生時に関わるたんぱく質を応用し、骨や歯根膜の再生を促進 - GTR法(組織再生誘導法)
特殊なメンブレン(膜)を使って、再生に必要なスペースを確保
▶ いずれも適応症が限られるため、事前の診断と計画が極めて重要です。
東京審美歯科では、CT撮影や歯周ポケット検査をもとに、再生の可能性がある部位を見極めます。
2|【フラップ手術(歯周外科処置)】──深部の感染を“直接見て治す”
重度の歯周病では、歯周ポケットが深くなり、
通常のスケーリングやSRP(ルートプレーニング)では届かない部分に汚染が残ることがあります。
そのままでは“再発の温床”になってしまいます。
- フラップ手術とは:
- 局所麻酔下で歯茎を一部開き、直視下で感染源を除去
- 歯石・炎症組織・破壊された骨の整形
- 必要に応じて再生療法を併用
- 歯茎を元通りに縫合して、治癒を促す
▶ 「見えないから取りきれない」を解消できる、**“視える治療”**の代表格です。
3|【補綴前処置(歯周補綴治療)】──“被せ物の前に土台を整える”
虫歯治療やインプラント治療に進む前に、歯周環境をしっかり整えることが長持ちのカギになります。
これは「補綴前処置」と呼ばれる重要なステップです。
- 具体的な処置内容::
- 不適合な被せ物の除去と歯周病の再発リスク評価
- 歯の形態を“清掃性の高い形”に整える
- 噛み合わせを補綴後に崩さないように設計
- 補綴治療との連携を前提とした“歯周的土台づくり”
▶ 土台が崩れていれば、どれだけ高品質なかぶせ物でも長持ちしません。
当院では補綴歯科と歯周治療を連携した一体設計で行います。
それでも、すべての歯を救えるわけではない──だからこそ、選択の質が問われます
私たちは「無理に残す」ことが最良とは考えていません。
ですが、“残せる歯まで諦めない”ことはプロの責任だと信じています。
- 残すか、抜くか
- 再生にかけるか、インプラントにするか
- いま治すのか、経過観察にするのか
▶ こうした判断を、科学的根拠と患者様の希望を踏まえて、共に選ぶことを大切にしています。
⑥治療の流れ|初診から検査・治療・再評価・メンテナンスまで

──「何をされるのか分からない不安」を、安心に変える治療プロセスをご紹介します
歯周病が進行してしまったとき、
「一体どれくらい通えばいいの?」
「何をされるのか分からなくて怖い」
「費用や期間の見通しが立たない」
──そうした不安を感じている方は少なくありません。
特に、重度の歯周病の場合は治療内容が複雑になりがちで、最初の一歩が踏み出しづらいものです。
東京審美歯科では、すべての患者様に安心して治療に臨んでいただけるよう、「見える治療の流れ」を丁寧にご説明しています。
STEP 1|初診カウンセリング(無料)
まずは、現在の症状やお悩み、ご希望をお聞かせください。
- 歯茎の出血や腫れ
- 歯のグラつきや口臭
- 過去の治療歴や不安に感じていること
▶ 患者様の言葉にしづらい“違和感”も、丁寧にヒアリングいたします。
カウンセリング時点では、治療を強制することは一切ありません。
STEP 2|精密検査・診断
重度歯周病では、目に見える部分だけでは正しい診断ができません。
当院では以下のような精密検査を実施しています
- 歯周ポケット検査(6点法)
- 歯の動揺度(Miller分類)
- 歯槽骨の状態を診るデジタルレントゲン/CT
- プラーク・出血・噛み合わせの評価
▶ これらの情報を数値と画像で“見える化”し、わかりやすくご説明します。
STEP 3|治療計画の立案とご提案
検査結果をもとに、現状の状態と治療方針をご提案します。
- 治療の優先順位(どこから始めるか)
- 保存可能な歯と、抜歯が必要な歯の判断
- 再生療法・外科治療の必要性
- 通院期間と頻度、費用の目安
▶ 複数プランをご提案し、患者様のライフスタイルやご希望に合わせて柔軟に設計いたします。
STEP 4|初期治療(歯周基本治療)
最初の治療ステップでは、歯茎の炎症を抑えることが目的です。
- プラークと歯石の徹底除去(スケーリング)
- 歯根表面の平滑化(SRP)
- 噛み合わせ調整・ブラッシング指導
- 必要に応じて抗菌療法の併用
▶ この段階で改善が見られるケースも多く、再評価により次の治療方針を調整します。
STEP 5|再評価と専門治療(必要に応じて)
初期治療の結果を確認し、改善が不十分な部位には専門治療(外科処置・再生療法など)を検討します。
- フラップ手術(歯周ポケットの奥までの清掃)
- 歯周組織再生療法(エムドゲイン・GTR法)
- 動揺歯の固定・補綴前処置
- 抜歯が必要な部位には、補綴やインプラントの計画を組み込み
▶ “治す”から“支える”へのステージ移行をこの段階で丁寧に設計します。
STEP 6|補綴・咬合の再構成(必要な方)
歯周病が原因で歯を失った場合には、機能と見た目を回復させる補綴治療が必要です。
- セラミックブリッジ・クラウン
- インプラント治療
- 咬合バランスの再設計
▶ 歯周治療と連携した補綴計画により、「長持ちする仕上げ」を目指します。
STEP 7|定期メンテナンス・再発予防へ
治療が完了した後は、再発させないためのメンテナンスフェーズに入ります。
- 3~6ヶ月ごとの歯周ポケット・出血評価
- プロフェッショナルクリーニング(PMTC)
- 噛み合わせの調整・補綴物の点検
- セルフケアの再確認と習慣化支援
▶ 「治したら終わり」ではなく、「治った状態を維持する」ことが、歯周病管理の本質です。
⑦歯周病は“治す”より“再発させない”ことが最も重要

── 「治ったあと」が本当のスタートです
歯周病は一度進行すると、自然に治ることはありません。
そして、せっかく治療しても、日々の習慣やケアが不十分だと、すぐに再発してしまう病気でもあります。
東京審美歯科では、「歯周病を“治すこと”より、“再発させないこと”のほうが大切」だと考えています。
このページでは、治療後に歯茎の健康を維持するために必要な“3つの柱”をご紹介します。
1|【セルフケアの徹底】── 正しい習慣こそ、最大の予防薬
治療が終わった後でも、口の中には常に細菌が存在しています。
それらを増殖させないために、日々のセルフケアは欠かせません。
- 東京審美歯科が指導するセルフケアのポイント:
- 歯ブラシだけでなくフロスや歯間ブラシの併用
- 歯茎のキワを意識したブラッシング
- 就寝前はとくに丁寧に(夜間は細菌が繁殖しやすいため)
- ご自身の“磨き残しポイント”を知ることが大切
▶ 「毎日磨いてるのにまた悪くなった」という方は、“磨けているかどうか”の確認が必要です。
2|【定期的なプロケア】── 再発予防の要は“定期メンテナンス”
歯周病は再発しやすいため、治療後のメンテナンスは必須です。
- 当院のメンテナンス内容(一例):
- 歯周ポケットの再評価(出血・深さ・動揺)
- プロによるバイオフィルム除去(PMTC)
- 噛み合わせのチェックと調整
- 補綴物の清掃性・適合の確認
- セルフケアの再教育
▶ 3~6ヶ月ごとのメンテナンスを習慣化することで、再発の芽を早期に摘むことができます。
3|【生活習慣の見直し】── 歯周病は“体全体で防ぐ病気”
口腔内の環境だけでなく、身体の状態や生活習慣も歯周病に影響を与えます。
- 歯周病リスクを高める生活習慣:
- 喫煙(血流悪化による治癒遅延)
- 糖尿病(免疫低下・感染リスク増)
- 睡眠不足・ストレス(免疫バランスの乱れ)
- 口呼吸や歯ぎしり(歯茎・骨への負担)
▶ 当院では、患者様のライフスタイルに合わせた“現実的で続けやすいアドバイス”を心がけています。
治療で“治ったように見える”だけでは意味がない
治療直後は歯茎の腫れや出血も落ち着き、見た目が良くなるため、「もう大丈夫」と思われがちです。
しかし、その状態を維持できなければ、また振り出しに戻ってしまいます。
▶ 当院では、治療終了時点で“予防の土台”ができていることを重視し、
- 正しい歯みがきが身についているか
- プラークがたまりにくい口腔設計になっているか
- 噛み合わせの生活背景に合わせたメンテナンス間隔になっているか調整・補綴物の点検
をチェックしたうえで“本当の治療終了”としています。
「終わったらまた悪くなる」が当たり前だった過去を、ここで終わらせる
- 毎年どこかの歯がグラグラする
- 治療→放置→再発の繰り返し
- 不安を感じながらも、何となく通院をやめてしまう
▶ こうしたサイクルから脱するには、「治療後の維持」を仕組み化することが必要です。
歯茎を“ずっと健康に保つ”という新しい当たり前を
東京審美歯科が目指すのは、「悪くなったら通う歯科医院」ではなく、
「悪くならないように通う歯科医院」です。
- 治療よりも、予防に通う
- 心配よりも、安心のために通う
- 痛みよりも、快適さのために通う
▶ それが、“再発させない歯周病治療”の本質です。
⑧「本気で治したい人」のための診療体制と私たちの姿勢

── 治療への決意に、私たちは誠実さと確かな技術で応えます
「これ以上歯を失いたくない」
「今度こそ、ちゃんと治したい」
「ずっと悩んできた歯茎のことに、ようやく向き合う覚悟ができた」
──そんな患者様の思いに、東京審美歯科は真正面から向き合います。
私たちは、“本気で治したい”と決めた方のためにこそ存在する歯科医院です。
このページでは、そのための診療体制、そして私たちが大切にしている姿勢についてご紹介します。
「恥ずかしい」「怒られそう」…そんな不安を受け止める初診カウンセリング
多くの患者様が、来院前にこんな不安を抱えています。
- 「ずっと放置していたことを責められるのでは…」
- 「こんな状態を見せるのが恥ずかしい」
- 「高額な治療を押しつけられるのでは…」
▶ 東京審美歯科では、どんな状態でも責めることは一切ありません。
「今までのこと」ではなく、「これからどうしたいか」に全力を注ぎます。
初診では治療を急がず、カウンセリングと信頼関係の構築を最優先としています。
一人ひとりに“専属”で寄り添う体制
当院では、重度歯周病においても最適な治療方針を導き出せるよう、次のような体制を整えています:
- 患者様ごとに担当制で継続的に診療
- 補綴・咬合・インプラントとの連携を前提とした総合設計
- 必要に応じて、口腔外科・内科と連携可能な診療ネットワーク
▶ 「ただ歯茎だけを治す」のではなく、“口全体と人生の長期視点”での治療設計を行います。
科学と感情の“バランス”を重視する治療方針
- エビデンスに基づいた正確な診断
- CT・マイクロスコープなどの精密機器による視える治療
- 再生療法・外科処置を含めた先端技術
- 患者様の希望・不安・生活背景をしっかりヒアリング
▶ 治療の“正解”は一つではありません。
当院では、「患者様にとっての最適解」を一緒に探すことを何より大切にしています。
一緒に「治す」ことを選んだパートナーとして
治療は、歯科医院だけが行うものではありません。
- セルフケアの精度を高める努力
- 定期的な通院を習慣にする意識
- 歯を残すという目的に共感し続けること
▶ 私たちは、そのすべてに伴走するパートナーでありたいと考えています。
患者様が1本の歯を残すために努力されるなら、私たちもその努力に応えるだけの技術と責任を持って治療にあたります。
少人数体制だからこそ、一人ひとりと本気で向き合える
開業間もない東京審美歯科には、数千の症例数やランキングはまだありません。
ですが、だからこそ、一人の患者様にかける“密度と時間”は、どこにも負けない自信があります。
- 「もっと早く来ていればよかった」と後悔させない
- 「ここなら任せられる」と思っていただけるように
- 「この医院に出会えて良かった」と言ってもらえるように
▶ それが、私たちがめざす“本気の歯周病治療”のかたちです。
⑨「もっと早く来ればよかった」──そうならないために、今この瞬間が最適なタイミング

──「まだ間に合う」ではなく、「今が一番間に合う」と考えてみてください
「こんなに歯茎が悪くなっているなんて思っていなかった」
「もっと早く相談していれば、あの歯は残せたかもしれない」
「怖くてずっと後回しにしていたけれど、やっと向き合う覚悟ができた」
──歯周病治療の初診カウンセリングで、多くの方がそう話されます。
でもその言葉には、後悔だけでなく、“ようやく始められたことへの安心感”も込められています。
東京審美歯科では、その一歩を「遅すぎた」とは決して言いません。
むしろ、“今が、あなたにとって最も治療に適したタイミング”だと信じています。
歯周病の進行は“静かに、確実に”進む
歯の状態だけを見て、治療計画を立てることはできません。
- 出血していた歯茎が、出血しなくなった(炎症が沈静化ではなく“進行”していることも)
- 少し下がっていた歯茎が、さらに下がる
- 噛んだときの違和感が、気づかないうちに“揺れ”に変わる
- ある日、突然歯が抜ける(本当は、ずっと前から進行していた)
▶ 歯周病は、「気づいたときには手遅れだった」となりやすい病気です。
だからこそ、「気づいたそのとき」が、最も早いタイミングなのです。
今、あなたが持っている“少しの違和感”を無視しないでください
- 歯茎が赤い気がする
- 口臭が気になる
- 歯が長く見える
- 朝起きたときに口の中がネバネバする
- 歯みがきのときに血が出ることがある
▶ これらはすべて、歯周病の“はじまり”または“再発サイン”かもしれません。
小さな違和感の段階なら、治療の負担も最小限で済む可能性が高いのです。
「何もされなかった」=「良い状態を保てている」という証拠
歯科医院に行って、「今回は特に治療は必要ありませんでした」と言われることがあります。
そのとき、こう思いませんか?
「せっかく来たのに、何もしてもらえなかったな」
でも実はそれこそが、理想的な通院スタイルです。
▶ 歯周病治療の本当のゴールは、“何も処置をしなくてもいい状態”を続けること。
今、何も起きていないときにこそ来院する習慣を持つことが、あなたの歯を守ります。
治療の遅れがもたらす“未来の後悔”とは?
- 残せたかもしれない歯を失う
- インプラントなどの外科処置が必要になる
- 治療期間・費用が大幅に増える
- 噛みにくくなり、食べたいものを我慢する日常
- 見た目の変化に気づかれて自信を失う
▶ これらは、“今、少し行動するだけで避けられる未来”でもあります。
「まだ大丈夫」よりも、「今のうちに」
多くの方が、初診時にこうおっしゃいます。
- 「もっと早く来ればよかった」
- 「この状態になるまで気づかなかった」
- 「怖くて先延ばしにしてしまった」
▶ だからこそ、このページを読んでくださっている今が、最も価値あるタイミングなのです。
あなたのその「少し気になる」を、無駄にしないでください
- 大きな決断をする必要はありません
- 治療を即決する必要もありません
- まずは話を聞くだけでかまいません
▶ 大切なのは、「歯茎の健康とちゃんと向き合おう」と思えた今の気持ちを、行動につなげること。
それが未来の「よかった」にきっとつながります。
「今からでも遅くない」ではなく、
“今こそが、一番いいタイミング”です。
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