奥歯の審美歯科ジルコニア Zirconia
①見えないからこそ、こだわりたい“奥歯の美しさ”

─「銀歯、見えてませんか?」日常の中に潜むコンプレックス
「奥歯だから見えないだろう」「前歯じゃないから気にしない」
そう思っていたはずなのに──ふと笑ったとき、口を開けて話しているとき、ふいに映り込んだ写真や動画の自分を見て、「あ、銀歯が見えてる」と気づいてドキッとした経験はありませんか?
実は、奥歯は意外と他人から見られているもの。
特に最近は、マスクを外す機会が増えたり、SNSの写真・動画で口元が強調される場面が多くなったことで、「銀歯が見えるのが気になる」というご相談が当院にも増えています。
例えば、女性が髪をかき上げて横を向いたとき、笑顔で会話をしたとき、口角が上がると奥歯まで露出するケースは珍しくありません。
営業職・接客業・保育や教育など“人と近い距離で話す機会が多い方”にとっては、もはや「見えないから気にしなくていい」とは言えない時代なのです。
─ 人に見えない部分にこそ、清潔感と自信が宿る
ファッションや身だしなみと同じように、“見えないところへの配慮”は、その人の全体的な印象や清潔感を高めるポイントになります。
靴の手入れやネイルケア、香りのように、意識の高さは細部に表れるものです。
口元も同じです。
奥歯が白く自然な見た目であれば、笑ったときにちらりと見えても好印象。
逆に、劣化した銀歯や黄ばんだ金属が目立つと、それだけで口元に影が差してしまいます。
また、自分自身が“気にならない状態”でいられること=内面的な自信にもつながるのが、審美歯科のもう一つの価値です。
「見えないからいい」ではなく、「見えないところまで美しく整える」。
その選択が、あなたの表情や立ち振る舞いに、さりげない余裕と自信を生み出してくれるのです。
─ 銀歯のデメリットは“見た目”だけではありません
「見た目の問題だけなら別に気にしない」と思われるかもしれません。
しかし銀歯(いわゆるメタルインレー・クラウン)は、経年劣化・変色・金属イオンの溶出・アレルギーリスクなど、見えないリスクを抱えた素材でもあります。
- 銀歯と歯のすき間から虫歯が再発しているケース
- 金属が溶け出して歯茎が黒ずんでしまう(ブラックマージン)
- 口の中の異物感や噛み合わせの不調
- 将来的な金属アレルギーの誘発
- 歯茎の黒ずみやメタルタトゥー(以前の金属修復によるもの)
東京審美歯科でも、こうした理由から審美性だけでなく“健康面の不安”からジルコニアへの置き換えを希望される患者様が増えています。
─ 奥歯にこそ、ジルコニアの美しさと安心を
ジルコニアは、人工ダイヤモンドにも使われるほどの強度と、自然な色調を持ち合わせた“次世代の審美補綴素材”です。
特に奥歯のような咬合力(噛む力)が強くかかる部位においては、ジルコニアの耐久性は大きなメリット。
そして何より、金属を一切含まないためアレルギーや黒ずみの心配がなく、歯ぐきとの調和も美しく、清潔感のある口元を維持できます。
ジルコニアクラウンに変えることで、見た目の自然さはもちろん、「奥歯への不安がなくなった」という安心感」も手に入れることができるのです。
─ 奥歯だからこそ、信頼できる医院で
東京審美歯科では、奥歯のジルコニア治療においても、前歯と同様に審美性・機能性・健康維持の3軸から治療を設計します。
- 噛み合わせのバランスや癖の精査
- ジルコニア素材の選定(透明度・強度の調整)
- 経年による変化を想定した設計
- 自然な白さと耐久性を兼ね備えた技工物製作
これらを一人ひとりの患者様に合わせて最適化し、ただ「白くする」だけでなく、“噛める・長持ちする・目立たない”を兼ね備えた奥歯治療を提供しています。
②奥歯のお悩み、実はこんなに多い

── それは「誰にも相談できなかった違和感」かもしれません
歯の悩みと聞くと、前歯の見た目や歯並びのことを想像される方が多いかもしれません。
しかし実際には、多くの方が「奥歯」に関する違和感や不満を感じながらも、見えない場所だからと放置してしまっているのが現状です。
東京審美歯科には、見た目の変化だけでなく、**機能面・健康面・気持ちの面までを含めた“奥歯のご相談”**が、日々数多く寄せられています。
よくある「奥歯のお悩み」5つの例
①銀歯が気になる・目立つのが恥ずかしい
「笑ったときに銀歯がキラッと見えるのがずっと気になっていた」
「鏡を見るたびに、口の奥で光る金属がどうしても気になってしまう」
これは、特に30代以降の女性や営業職の方に多いお悩みです。
前歯ほど目立たなくても、会話中や写真でふと目に入る銀歯が、知らず知らずのうちに自信を奪ってしまいます。
② 古い銀歯が劣化してきた
「若い頃に入れた銀歯が黒ずんできた」「段差やすき間ができて食べ物が詰まりやすい」
こうした劣化のサインを放置すると、二次虫歯や歯周病のリスクが高まることもあります。
特に20年以上前に入れた銀歯は、再治療を検討すべきタイミングに来ているケースも少なくありません。
③ 噛むと痛い・しみる・違和感がある
「噛んだときだけ違和感がある」
「熱いもの・冷たいものでしみるけど原因がわからない」
このような症状は、銀歯の適合不良や内部の虫歯進行、金属の熱伝導による刺激などが原因になっていることがあります。
放っておくと神経を抜く処置が必要になる場合もあるため、早めの診断が大切です。
④ 金属アレルギー・歯茎の黒ずみ
金属製のクラウンやインレーは、口内でイオン化して溶け出すことで、歯茎の黒ずみ(メタルタトゥー)や金属アレルギーの原因になることがあります。
「皮膚にかぶれが出る」「手足の湿疹がなかなか治らない」といった症状が、実は口内の金属が関係していたというケースも。
特に女性や妊娠・出産を経た方は、体質の変化で金属に過敏になることもあるため注意が必要です。
⑤ 食事がしにくい・噛みづらい
噛み合わせや被せ物の高さが合っていないと、食事のときに一部の歯だけに力がかかったり、無意識に反対側ばかり使ってしまったりすることがあります。
こうした噛み方の偏りは、あごの痛み・肩こり・頭痛の原因にもなり得ます。
奥歯の「機能×審美性」両方をあきらめない
以前は、奥歯の治療といえば「銀歯」が一般的でした。
「丈夫さが第一」「見えないから保険治療でいい」と考えられていた時代もあります。
しかし現在では、ジルコニアのような“美しさも強度も兼ね備えた素材”の登場により、奥歯の治療も審美性と機能性の両立が当たり前の時代になりました。
- 白く自然な見た目
- 強い咬合力にも耐える圧倒的な強度
- 金属不使用による健康的な口腔環境
- 長期的な使用に耐える高い耐久性
これらを叶えるジルコニアクラウンは、「奥歯は銀歯で仕方ない」と諦めていた方にこそ選ばれている治療法です。
“奥歯だから”じゃない。“奥歯こそ”変える価値がある
「前歯がきれいならそれでいい」
「どうせ奥歯は見えないし」
…そう思っていた方ほど、奥歯を治療した後にこう言われます。
「こんなに快適になるなら、もっと早くやればよかった」
「食事が楽しくなった」「笑うのが気にならなくなった」
奥歯の治療は、見た目だけでなく、噛む・話す・笑うという“人生の日常動作”そのものを快適にすることができるのです。
③ジルコニアとは?進化した次世代の白い奥歯

──「美しさ」と「強さ」を兼ね備えた、新時代の補綴素材
奥歯の治療というと、かつては「銀歯」が当たり前でした。
ところが今、審美性と機能性の両面から圧倒的な支持を集めているのが“ジルコニア”という素材です。
ジルコニアは「白くて目立たない」「強くて壊れにくい」「体にやさしい」など、現代の審美歯科における理想を叶える素材として注目を集めています。
ジルコニアってどんな素材?
ジルコニアとは、正式には「酸化ジルコニウム」と呼ばれるセラミック系の高強度素材。
その強さは、スペースシャトルの外壁や人工関節にも使われるほどで、耐久性と安全性に優れた素材として知られています。
一見、金属のような丈夫さを持ちながらも、色合いは白く、天然歯に近い光の透過性も持ち合わせているのがジルコニアの最大の特徴です。
また、金属を一切含まないため、金属アレルギーの心配もなく、生体親和性(身体との相性)にも非常に優れています。
従来のセラミックとの違い
項目 | オールセラミック | ジルコニアセラミック |
---|---|---|
強度 | 中~やや高め | 非常に高い(最大1300MPa) |
審美性 | 透明感が高く美しい | やや劣るが自然な白さ |
対応部位 | 前歯が主流 | 前歯・奥歯ともに対応可 |
アレルギー対応 | ◎ 金属不使用 | ◎ 金属不使用 |
耐久性 | やや割れやすい | 欠けや破折が極めて少ない |
一方、ジルコニアはその欠点を解決し、奥歯のような力がかかる場所にも安心して使える“白い素材”として高い評価を得ています。
奥歯にジルコニアが選ばれる理由
① 圧倒的な耐久性
ジルコニアの強度は、通常のセラミックの10倍以上とも言われています。
強い咬合圧に耐えるため、割れにくく・すり減りにくいという利点があり、長期的に使用しても安心です。
② 白くて自然な仕上がり
ジルコニアは白色素材であり、金属のように黒ずむことがなく、光の反射も自然。
見た目にも清潔感があり、特に笑ったときにチラッと見える奥歯に最適です。
③ 金属アレルギーのリスクゼロ
金属を一切使用しないため、金属アレルギーのある方や、歯茎の黒ずみが気になる方にも安心。
また、口腔内に金属があることで起きるガルバニー電流(違和感や味覚異常の原因)も起こりません。
④ 体へのなじみが良い(生体親和性)
ジルコニアは歯茎や骨などの組織との相性が良く、炎症が起こりにくいのも特徴です。
そのため、長期間装着しても歯茎との境目が美しく、健康な状態を保ちやすくなります。
技術の進化で、前歯にも適用可能に
従来のジルコニアは強度はあるものの「やや白すぎる」「透明感が乏しい」といった声もありました。
しかし近年では、グラデーション色調やステイニング(着色技術)が進化したことで、前歯のような審美性が求められる部位にも自然に適応できるようになっています。
東京審美歯科では、用途に応じて“高強度ジルコニア”と“高審美ジルコニア”を使い分け、部位や目的に合わせた最適な治療設計を行っています。
ジルコニア=“機能性×審美性×安心”のバランス素材
ジルコニアは、ただ強いだけでも、ただ白いだけでもありません。
そのどちらも備え、さらに金属フリーという健康的な選択肢として、今や審美歯科における主力素材となっています。
- 銀歯を白く美しくしたい
- 奥歯も妥協せず、長く使えるものを選びたい
- 将来の健康リスクも配慮したい
そんな患者様に、東京審美歯科が自信をもっておすすめできるのが、“ジルコニアによる奥歯治療”です。
④なぜ奥歯にジルコニア?選ばれる3つの理由

──“見えない場所にこそ、美しさと安心を”
前歯では見た目を重視してセラミックを選ぶ方が増えていますが、実は奥歯にも「ジルコニアを選ぶべき明確な理由」があります。
それは単に「白くてきれい」という審美性だけではありません。
東京審美歯科でも、銀歯や金属冠をジルコニアに置き換えるご相談が年々増加しています。
ここでは、なぜ多くの患者様が奥歯にジルコニアを選んでいるのか、その「3つの理由」をわかりやすくご紹介します。
理由①|圧倒的な強度と耐久性──「奥歯に必要な“噛む力”に応える素材」
奥歯は、食べ物をすりつぶしたり噛み砕いたりする役割を持つため、最も強い咬合力(噛む力)がかかる部位です。
そのため、前歯よりもはるかに丈夫な補綴物が求められます。
ジルコニアは、歯科材料の中でもトップクラスの硬さと耐久性を誇り、破折や摩耗に強いため、奥歯に最適な素材とされています。
▶ジルコニアの強度比較(参考値)
- 天然歯の硬さ:約400Mpa
- セラミック:約300~500Mpa
- ジルコニア:約900~1300Mpa
この圧倒的な数値が、長期間の使用にも耐える「安心のかたち」となるのです。
実際に、10年以上の臨床実績を持つ症例も多く、奥歯のような過酷な環境において、再治療のリスクを大幅に下げることができます。
理由②|白くて自然、でも目立たない──「審美性が保たれる、奥の白さ」
ジルコニアは「見えない奥歯に白さなんて必要ある?」というご質問にも、はっきり答えることができます。
それは、“見えないと思っていても、見えている”から。
笑ったとき、ふとした会話の瞬間、思いがけず撮られた写真や動画…。
奥歯の銀歯は、意外と目立ちやすいのです。
ジルコニアは、金属を使わずとも自然な白さを再現でき、周囲の歯ともなじみやすいため、見た目の違和感がほとんどありません。
- 銀歯のチラ見えに抵抗がある方
- 人前に出る機会が多い方(営業職・接客・司会業 など)
- 美容意識が高い方(ヘアやスキンケアと同様に歯も整えたい)
このような方々にとって、“奥歯も審美的に仕上げる”ことが、ご自身の清潔感や自信に直結しているのです。
理由③|金属を使わない安心感──「健康意識が高まる今、選びたい“メタルフリー”」
ジルコニア最大の利点の一つが、**金属を一切使用しない「メタルフリー治療」**であることです。
これにより、以下のような健康面での安心が得られます。
- 金属アレルギーのリスクを排除
- 歯茎の黒ずみ(ブラックマージン)を防げる
- 口腔内電流(ガルバニー電流)の不快感が起きない
- 異物感・味覚異常などのリスクが低い
金属アレルギーは、年齢や体調によって突然発症することもあり、女性やアレルギー体質の方にとって大きな不安要素です。
特に妊娠・出産、体調の変化を経験された方の中には、「昔は大丈夫だったけど最近口内炎や湿疹が気になる…」という声も。
ジルコニアは、そういった将来の不安にも備える“安心の選択肢”として、多くの方に選ばれています。
⑤銀歯との比較でわかる、ジルコニアの実力

──「見た目」「機能」「健康」すべてで変わる奥歯の未来
これまで多くの方が「奥歯=銀歯」という治療を当たり前に受けてきました。
確かに、保険適用で経済的、強度もあるという理由で選ばれてきた銀歯(メタルクラウン/インレー)ですが、今あらためて見直されているのが**“ジルコニア”という新しい選択肢**です。
ここでは、銀歯とジルコニアをあらゆる角度から比較し、その「実力の違い」を明らかにしていきます。
比較①|見た目の印象
項目 | 銀歯 | ジルコニア |
---|---|---|
色調 | 金属色(銀~グレー) | 天然歯に近い白色 |
透明感 | なし | あり(自然な光の透過性) |
審美性 | ×(目立つ) | ◎(目立たない・自然) |
見た目の経年変化 | 黒ずむ・曇ることがある | 変色しにくく美しさが持続 |
銀歯は目立つ上に、時間が経つと黒ずんだり表面が劣化したりといった変化が起きやすくなります。
一方、ジルコニアは白く滑らかな表面で、「天然の歯と区別がつかないほど自然」と評価されるほどの美しさを持っています。
特に笑ったときや話したときに奥歯が見える場面で、ジルコニアの「目立たなさ」は大きな価値になります。
比較②|耐久性・咬合力への強さ
項目 | 銀歯 | ジルコニア |
---|---|---|
強度 | ◎(金属なので強い) | ◎(非常に高強度なセラミック) |
割れ・欠け | 少ない | ほとんどなし |
摩耗 | 金属疲労あり | 摩耗しにくく、長持ち |
耐用年数 | 約5~10年 | 約10~15年(ケア次第で20年近く) |
ジルコニアは、“人工ダイヤモンド”と呼ばれるほどの高強度素材で、奥歯のような咬合力が強くかかる場所でも長期間安定して使用できます。
実際、「銀歯は何度か作り直しているけれど、ジルコニアは長持ちしている」という声も多く聞かれます。
比較③|健康・アレルギー面の安全性
項目 | 銀歯 | ジルコニア |
---|---|---|
金属アレルギーの可能性 | あり(イオン溶出の恐れ) | なし(メタルフリー) |
歯茎の黒ずみ | 起こりやすい(ブラックマージン) | 起こりにくい |
口腔内の違和感 | 電流・味覚異常の可能性あり | なし |
銀歯は時間が経つと金属イオンが溶け出し、アレルギー症状や歯茎の黒ずみを引き起こす可能性があります。
一方、ジルコニアは金属を一切含まないため、金属アレルギーの心配がなく、体にやさしい素材として非常に高い評価を受けています。
比較④|費用と将来的なコスト
項目 | 銀歯 | ジルコニア |
---|---|---|
初期費用 | 安い(保険適用) | 高い(10万~15万円/1本) |
再治療の可能性 | あり(劣化・再発しやすい) | 少ない(長期間安定) |
長期的 コストパフォーマンス |
△(再治療が繰り返される) | ◎(一度の治療で長持ち) |
一見ジルコニアは高価に見えますが、長期間の安定と再治療の少なさから「将来的なコスト削減」につながるという点で、多くの患者様に選ばれています。
特に「歯に負担をかけたくない」「もう同じ箇所を何度も治したくない」という方にとって、“初期投資”としてジルコニアを選ぶメリットは非常に大きいといえます。
“実力差”は、10年後の口元に表れる
銀歯は短期的な機能回復には適していますが、「見た目」「清潔感」「健康」「耐久性」といった本質的な価値」において、ジルコニアは明らかな優位性を持っています。
あなたの奥歯が、
- 目立たず、美しく
- 安心して長く使え
- 健康を損なわずに維持できる
そんな未来を考えたときに、ジルコニアは「見えない部分にこそ価値を宿す」素材として、きっとあなたの選択肢に加わるはずです。
⑥治療の流れ:安心の7ステップ

── 不安をなくし、納得して進める“ジルコニア治療の全体像”
初めてジルコニアによる奥歯治療を検討される方にとって、「実際どんな流れで治療が進むのか」は大きな関心事だと思います。
「痛みは?」「何回通う?」「仮歯は使うの?」など、不安や疑問を解消できなければ、前向きな一歩を踏み出すことはできません。
東京審美歯科では、患者様が安心して治療を受けられるように、すべての工程において“納得と丁寧さ”を大切にしています。
ここでは、ジルコニアによる審美治療の基本的な流れを「7つのステップ」でご紹介します。
STEP 1|カウンセリング:お悩みとご希望を丁寧にヒアリング
まずは、現在の状態や気になっていること、ご希望などを詳しくお聞かせください。
「銀歯を白くしたい」「金属アレルギーが不安」「噛みにくい」「写真に映るのがイヤ」など、どんなことでも遠慮なくお話しください。
また、素材の違いや費用、治療期間などについても写真や模型を用いてわかりやすくご説明いたします。
不安や疑問を取り除き、納得できる治療設計の第一歩となる時間です。
STEP 2|精密検査と診断:噛み合わせ・状態を把握
- 口腔内写真撮影
- レントゲン/CT撮影
- 噛み合わせのチェック
- 歯茎や骨の状態の診査
ジルコニアは「ただ被せればいい」治療ではありません。
耐久性と審美性を両立させるには、土台となる歯や周囲の環境を精密に把握することが必須です。
この段階で、神経の有無や虫歯の再発、歯周病の有無なども確認します。
STEP 3|治療計画とお見積もりのご提示
検査結果をもとに、治療に適した素材や方法をご提案します。
ジルコニアにも数種類のタイプがあり、
- 高強度ジルコニア(奥歯向き)
- グラデーションジルコニア(前歯にも使える審美タイプ)
- ハイブリッド設計(強度と透明感のバランス型)
などから、患者様の噛み癖・審美要求・予算に応じてご提案します。
事前にお見積もりをご提示し、費用と期間の目安を明確化したうえで進行いたします。
STEP 4|形成(歯を削る)・仮歯の装着
ジルコニアクラウンを被せるために、歯を適切な形に削る「支台歯形成」を行います。
当院では、“削る量を最小限に抑えつつ、長持ちする形を作る”ために、精密な形成技術を採用しています。
その後、仮歯(プロビジョナルレストレーション)を装着し、見た目や噛み合わせを事前に確認していただきます。
この段階で、「歯の長さ」「傾き」「咀嚼の違和感」などをチェックしながら微調整していきます。
STEP 5|精密な型取りと色合わせ
仮歯で問題がなければ、いよいよ最終補綴物(ジルコニアクラウン)の製作に入ります。
- 口腔内スキャナーまたは寒天/シリコンによる型取り
- 色調見本を使用したシェードテイキング
- 必要に応じて、歯科技工士が立ち会って色の調整や写真撮影を行うことも
すべての工程を通して、自然な歯と調和した、見た目も機能も違和感のないジルコニアクラウンを設計していきます。
STEP 6|最終装着・調整
完成したジルコニアクラウンを装着します。
接着後には、以下の点を丁寧にチェック:
- 噛み合わせの確認と微調整
- 隣接歯との接触点の確認
- 発音・咀嚼時の違和感の有無
仕上げ研磨まで丁寧に行い、**「天然歯のような白さと快適さ」**を目指します。
STEP 7|メンテナンスとサポート体制
ジルコニアは非常に耐久性が高い素材ですが、歯茎や咬合環境の変化に合わせた定期メンテナンスが重要です。
- 3~6ヶ月ごとのクリーニング・経過観察
- 噛み合わせやナイトガードのチェック
- セラミック表面の状態の確認
長期的に美しさと機能を保つための“アフターケア体制”も万全に整えています。
⑦気になるジルコニアの耐久性とメンテナンス

──「一度入れたら、ずっと安心」は本当か?
「ジルコニアは丈夫って聞くけど、どれくらい持つの?」
「治療後に気をつけることはありますか?」
こうしたご質問を、東京審美歯科でも多くいただきます。
確かに、ジルコニアは現在の歯科素材の中で最も耐久性が高いと言われていますが、だからといって「何もしなくて良い」わけではありません。
今回は、ジルコニアの正しい理解と、長持ちさせるためのメンテナンスのポイントをわかりやすくお伝えします。
ジルコニアの「耐久性」はどれくらい?
ジルコニアは、人工ダイヤモンドに近いほどの高強度を誇ります。
その強度は1,000~1,300MPaと、通常のセラミックの10倍以上。
割れにくく、すり減りにくく、口腔内のような過酷な環境でも長期間安定して使用できます。
実際、適切な治療とケアを受けたジルコニアクラウンの平均寿命は10~15年、20年以上使っている症例も多数あります。
- ▶ 長持ちする理由
- 咬合圧に耐える高硬度
- 金属ではないため、錆びや腐食が起こらない
- プラークや色素がつきにくい滑らかな表面性
- 変色・劣化が起こりにくい安定した材料特性
ただし、「ジルコニア自体は壊れにくくても、支える“歯や歯茎”は生きている組織」だという点を忘れてはいけません。
長く使うための“4つのメンテナンス習慣”
① 毎日の正しい歯みがき
どれだけ丈夫な補綴物でも、歯と歯茎の間にプラークが溜まれば、虫歯や歯周病は再発します。
特にジルコニアのクラウンと天然歯の境目は、見た目ではわからない小さな段差があることも。
歯ブラシに加えて、歯間ブラシやフロスでのケアが重要です。
② ナイトガード(就寝用マウスピース)の使用
「自分では気づいていないけれど、就寝中に歯ぎしりや食いしばりをしている」方は意外と多いもの。
これらの癖があると、ジルコニアが破損することはなくても、周囲の歯や対合歯(噛み合う歯)が摩耗・破折する原因になります。
東京審美歯科では、必要な方には専用ナイトガードのご提案と作製を行い、ジルコニアと天然歯の双方を守ります。
③ 3~6ヶ月ごとの定期検診とクリーニング
治療後も定期的な検診・プロフェッショナルケアを受けることで、以下のようなトラブルを未然に防げます。
- 咬合バランスのズレ
- 歯茎の炎症や後退
- クラウンの脱離リスク
- 周囲の虫歯や歯周病の兆候
東京審美歯科では、ジルコニアを長く使っていただくための“予防プログラム”を構築し、歯科衛生士とチームでサポートしています。
④ 食生活・習慣の見直し
治療後も定期的な検診・プロフェッショナルケアを受けることで、以下のようなトラブルを未然に防げます。
- 歯で硬いものをかじる(氷・爪・骨付き肉など)
- 奥歯でパキッと割るような噛み方の癖
- 歯を使って袋を開ける、糸を切るなどの行為
こうした習慣は、ジルコニアに限らず、すべての補綴物を破損する原因となります。
治療後には、こうした生活面でのアドバイスもお伝えしています。
「壊れない」だけじゃない、メンテナンスの目的
ジルコニアは壊れにくく、変色しにくく、汚れも付きにくい。
確かに“手間のかからない素材”ではありますが、メンテナンスを通じて得られるのは単に「長持ちすること」ではありません。
- いつまでも美しい見た目を維持できる
- 噛み心地や快適さを持続できる
- 口の中の健康全体を守る
- 他の歯や補綴物も長持ちさせられる
つまり、ジルコニアを“主役”とした、お口全体の健康マネジメントが可能になるのです。
▶東京審美歯科のメンテナンス体制
当院では、治療後のメンテナンスにも力を入れています。
⑧知っておきたい“デメリットと注意点”

── 素材の良さを最大限に活かすために、事前に知っておくべきこと
ジルコニアは、審美性・耐久性・安全性の3拍子揃った“理想的な補綴素材”といっても過言ではありません。
しかし、どんな治療にも「メリットだけでなく、注意点」があります。
「事前に知っていれば後悔しなかった」
「自分には違う素材の方が合っていたかもしれない」
そんな思いを抱かせないためにも、東京審美歯科では、“ジルコニアのデメリットや適応外のケース”も包み隠さずご説明しています。
ここでは、ジルコニア治療を検討するうえで知っておきたい主な注意点をまとめました。
デメリット①|非常に硬いゆえに“対合歯(かみ合う歯)”に負担がかかることがある
ジルコニアは非常に硬く、咬合圧が強い部位でも割れにくい反面、天然歯より硬いため、対合歯を摩耗させてしまうリスクがあります。
特に、以下のような方は注意が必要です:
- 食いしばりや歯ぎしりの癖がある方
- 上下左右の咬合バランスに偏りがある方
- 既存の歯にレジンやセラミックが使われている方
▶【当院の対応】
咬合診断と調整を丁寧に行い、必要に応じて“ナイトガード(マウスピース)”の併用をご提案します。
デメリット②|色調・透明感はセラミックにわずかに劣る
ジルコニアは「白くて美しい素材」ですが、セラミック(特にオールセラミック)に比べると透明感の再現性では劣る場合があります。
- 「光を透過するナチュラルな前歯にしたい」
- 「周囲の歯とまったく同じグラデーションを再現したい」
といった、高度な審美性が求められる前歯には、他のセラミック素材が適しているケースもあるため、目的と部位に応じた選択が重要です。
▶【当院の対応】
使用部位に応じて「高透過ジルコニア」や「ジルコニア×セラミックのハイブリッド設計」などをご提案しています。
デメリット③|費用が保険治療と比べて高額になる
ジルコニアは保険適用外(自由診療)のため、費用が1本あたり10~15万円程度かかるのが一般的です。
一方で、銀歯やレジンに比べて耐久性が高く、再治療の頻度も減るため、長期的な視点では「再治療コストの削減」につながる可能性があります。
▶【当院の対応】
事前に明確な見積書と治療計画書をご提示し、ご納得いただいた上で治療を進めています。
分割払いや医療費控除に関するご相談にも対応しております。
デメリット④|削る量が多くなることもある
強度のあるジルコニアは厚みを持たせて設計する必要があるため、支台歯の削合量がやや多くなる場合があります。
ただしこれは、設計と形成技術で十分にカバー可能な範囲であり、「削りすぎ」のリスクは極力抑えられます。
▶【当院の対応】
熟練の形成技術により、必要最小限の削合で長期的に安定する支台設計を行っています。
デメリット⑤|一部の症例では適応外になる可能性がある
以下のようなケースでは、ジルコニアが適さない/注意が必要となることがあります。
- 歯茎の状態が不安定(重度歯周病)
- 噛み合わせの異常が顕著
- 治療歯が著しく破折している
- 咬合平面の傾きが大きい場合
こうした場合は、ジルコニア以外の素材や、補綴前の土台形成・矯正治療を優先することも検討します。
「適応症の正しい診断」こそが、素材の価値を最大限に活かす
ジルコニアは“万能”ではありません。
しかし、「素材としての性能」と「歯科医師の診断・技術・設計力」が正しく組み合わされば、極めて高い満足度と長期安定性を実現できる素材です。
東京審美歯科では、治療前に「本当にジルコニアが最適か」を明確にご説明し、他素材との比較やメリット・デメリットも丁寧にお伝えしています。
⑨あなたの理想の笑顔に、最短で辿り着くために

── ジルコニア治療は、見えない「自信」を手に入れる治療です
「銀歯が気になって、大きく笑えない」
「仕事や接客で、ふと見える奥歯がずっと気になっていた」
「きれいにしたいけど、時間も手間もかかりそうで…」
そんな不安や迷いを持ちながらも、ジルコニア治療に踏み出した多くの患者様が、治療後にこう語ってくださいます。
「まさか“奥歯”を変えるだけで、こんなに前向きになれるなんて」
これは決して大げさではありません。
ジルコニア治療は、歯の“色や素材”を変えるだけでなく、笑顔の質、表情の自然さ、そして自己肯定感までも変える力を持っているからです。
たった数回の通院で、変わるのは“歯”だけじゃない
ジルコニア治療の魅力のひとつは、治療期間の短さと、即効性のある変化です。
- 初診から2~4週間
- 通院は平均3~5回
- 仮歯の段階から見た目の変化を実感できる
- 歯の色・形・噛み心地までコントロール可能
つまり、「最短で、かつ自然に、理想の口元を手に入れる」ことができるのが、ジルコニア治療の大きなメリットです。 「写真を撮るときに口元を気にしなくなった」
「営業中も堂々と笑顔を見せられるようになった」
「自然と気持ちまで前向きになった」
このような“心の変化”は、銀歯からジルコニアへと変えた多くの患者様が体験しているリアルな感想です。
美しく、強く、安心して使える。だから“長く満足できる”
ジルコニア治療は、単に見た目を整える審美治療ではありません。
- 咬合力に強く、長期間使える
- 金属アレルギーの心配がなく、身体に優しい
- 虫歯や歯周病の再発リスクを減らす
- 歯茎との調和により、清潔感が保たれる
つまり、「美しく整える」ことと「将来の健康を守る」ことを同時に叶える“医療としての選択肢”でもあるのです。
そして、見えない奥歯だからこそ、それを整える行為が、あなた自身の意識の高さや美しさの象徴になるのです。
東京審美歯科が目指すのは、“生涯にわたる満足”
私たちは、ジルコニアを「素材」として選ぶだけでなく、あなたの生活背景・審美観・価値観に合わせた“設計”として提供することに重きを置いています。
- お一人おひとりに最適な治療ステップの提案
- 精密な支台歯形成と噛み合わせ設計
- 専門技工士との連携による仕上がりの美しさ
- 治療後も継続できる予防・サポート体制
治療して終わりではなく、“一緒に満足を育てていく”という視点で治療と向き合うのが、東京審美歯科のスタイルです。
“いつか変えたい”と思っていたあなたへ。今が、その一歩目です。
銀歯が気になる。でも、どこに相談していいかわからない。
そんな気持ちのまま、何年も経っていませんか?
私たちは、素材や手法を無理におすすめすることはありません。
まずは、あなたの悩みやライフスタイルに耳を傾け、必要であれば最適な選択肢をご提案します。
今、変えられるのは「見た目」だけでなく、あなたの“これからの笑顔と自信”です。
無料カウンセリング実施中|まずは、お話を聞かせてください
以下のようなケースでは、ジルコニアが適さない/注意が必要となることがあります。
- 「自分の歯にも使えるのか知りたい」
- 「費用や期間の目安だけでも知っておきたい」
- 「他の素材との違いも比べてみたい」
そんな方のために、無料カウンセリングを随時受付中です。
じっくりお話を伺いながら、あなたにとって“本当に納得できる治療”をご一緒に考えてまいります。
まずはお気軽にご予約ください。
ホームページの運営と情報発信について
東京都恵比寿駅の歯医者・歯科の東京審美歯科では、東京都恵比寿で審美歯科治療を提供する医院として各治療分野に精通した歯科医師が在籍しており、専門的かつ信頼性のある医療情報の発信を大切にしています。当院のホームページに掲載するすべてのコンテンツは、医師による監修のもとで作成されており、患者様が安心してご来院いただけるよう、正確で分かりやすい情報の提供に努めております。
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私たちは、透明性と倫理性を重視したホームページ運営を通じて、皆様にとって有益で信頼できる医療情報をお届けしてまいります。